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2023開幕!

〈3/31 阪神 6-3 DeNA(京セラドーム)〉

勝:青柳
S:湯浅
敗:石田


こんなにも嬉しいものかと、ちょっと自分でもビックリした。
満員のスタンド。
青柳がストライクを投げれば拍手と歓声が沸き、バッターが打席に入ればトランペットの導きに生の大合唱。打球が飛んだその行方に息を呑む一瞬の静寂、直後に生まれる大歓声。
3年前まで「当たり前」だったこの光景は、戻ってきたというより、初めて野球場に来た日の感覚と感動に近い。こんなの泣いちゃうよ。
甲子園開幕がまた一段と楽しみになった。

さぁいこう!
開幕投手は自身初の青柳さん。昨年、コロナのせいでこの開幕のマウンドに立てなかった悔しさも全てぶつけていったキレキレの立ち上がり。
打席ではスクイズも決め大健闘だったが、6回途中で交代。
岡田監督は試合後、この交代を自分のミスだと語ったが、昨季と同じように不満顔を見せる青柳さんへのアプローチかな。これから注目したいポイント。

岡田監督も、開幕戦といっても143分の1よ、なんてこと言いながらもムキになって勝ちにきてる。惜しげもなく勝ちパターンの継投を繰り出すあたり、開幕戦は、されど開幕戦。

チーム初ヒットは4番大山のバットから!そのバットは折れてしまったけれど(笑)
1打席目で「H」ランプ点灯、続く佐藤輝明にもヒット。
この二人が始まらないと、始まらないのだ。さっさと始まってくれてよかった(笑)

ルーキーの森下もライトで開幕スタメン。初ヒットこそ出なかったが、相手エラーを誘ったのは打席の風格ありありだったからなのではと、期待しかない(笑)

で!お立ち台には上がれなかったが、今日は小幡だ!
岡田監督がショートに求めるのは打撃より守備力であり、そのポジションでのファインプレーは素晴らしかったのだが、8番という打順を見てもさほど求められていない(?笑)はずの打席で、3安打2打点の猛打賞。
真骨頂は4回の12球の粘り。これは嫌だ。私も一緒に観戦したおっ!サンたちも3塁側の内野席でどんだけ小幡からのファウルボールに耐えたか!(笑)
この日小幡は一人で29球も投げさせている。求められる役割というのをわかっている。
そう意味では、代打出場となった糸原のバッティングもだ。
低めをしっかり振って二塁走者を三塁へ進めるチームバッティングを見せた。

あと「なんとなく代えてた」という選手が超のつくファインプレーするっていうのも、層の厚みを感じてしまうのだ。板山のファインプレー最高によかった。

終盤まではコツコツと丁寧に進んだ試合運びに見えて、最後にド派手な展開が待ってた。
アメリカから金メダルを引っ提げて帰ってきた湯浅だ。
まだヒリヒリする試合がしたいのか、「3点差満塁でソト」というシーンはヤバかった…
3つの四球は、疲れや緊張というより、WBC球からの感覚がまだ戻っていないせいかな。だとしたら球数投げてもらうしかないのだ。すなわちヒヤヒヤも続く。長いシーズンだ。じっくり待とう。

まずは一勝。大きな一歩。

さて、お礼が大変遅くなりましたが沖縄キャンプのプレゼントには、本当にたくさんのご応募をありがとうございました。
福本党首にも皆様からのコメントを読んでもらい喜んでいただきました。
私にも温かいお言葉嬉しかったです!(泣)

今年はアレするで!よろしくお願いします!

[今日のノイジー]

登場曲はNARUTO。

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熱血!沖縄キャンプ!サン!

ツアーも3日目の最終日。
帰るの嫌だなーって心底思っていたら、関西に帰る伊丹空港行きの飛行機が機材トラブルとやらで「欠航」となりました。
念願の叶い方、間違ってる!!

で、どうなったかといいますと、伊丹行きではなく、関空への臨時便で帰ることに。出発時刻も大幅に遅れ、関空着は深夜。
那覇空港までの移動の間に「飛行機が飛ばないかも」と聞かされたツアー参加者のみなさんはさぞかし不安だったでしょうし、航空会社が対応を検討している間の待ち時間も空港ロビーで足を止めてもらわなくちゃいけなくて、大変なご迷惑がかかってしまいました。
実際問題、深夜に関空に降ろしてもらってもお家には帰れない方もいらっしゃるし、翌日のご予定もあるしで、その点も大変でした。

なのに、参加者のみなさんからはブーイングどころか、とても協力的で…というかみなさんがいい人過ぎて、本当にありがたかったです。そしてみなさん、なんであんなに冷静やったんやろうか…サンテレビやし諦めてる的な!?
その後、お家へはたどり着けたでしょうか。できればまたいつか笑ってお話聞かせてもらえるようになると嬉しいな…。

ツアーガイドのJTBのKさんも状況整理して随時報告してくださったので、安心して待つことができました。
空港内を走り回ってる姿、忘れません…!

さて!
今回のツアーでは、サンテレビ野球中継班の精鋭たちにもお会いできて嬉しかった!

このTシャツ着て夜ご飯も行かはるんですよ。おい右!(笑)

でね私、ずっと聞きたかったんです。昨年7月のサンテレビ初の13戦連続中継のことを。実際、現場はどうやったんかなと。

真夏の連戦、しかも当時はコロナの第7波の真っ只中でもあり、「キツかったに決まってるじゃないすか!」とかそういうどこかに告発したくなるような現場の実情が返ってくるのかと期待…あ、いや予想してたんですが、中心になってるディレクターさんおふたりがまじで口を揃えて、

「楽しかったです!」

…はい?

「楽しかったんですよ!」

…え゛。

やっぱこの人らおかしい。あんなTシャツ売ってる会社の人らはおかしい。

もちろん技術さんもどのセクションも、人手不足も重なり四苦八苦していたそうなのですが、
「レジェンドたちにも登板してもらったり気が引き締まって、緊張感もあり楽しかった」と。

相づち打って聞いてたものの、ただただ尊敬。この人ら、ほんまに野球中継好きなんやなーと思ったら、サンテレビボックス席は信頼して観てられるし、これから正座して観た方がいいかもしれん。(正座はええか)

そしてそして!
今年も福本党首には、何から何までお世話になりました!
このツアーの雰囲気がいいのも福本党首あってのものだと、実感してます。

ツアーに参加されたみなさんに福本党首からプレゼントがありました。

で、「(虎ギャル応援日記プレゼント用に)何個いる?」
とまたお気遣いくださったので、(1ミリも遠慮せず)いただくことにしました!

オリジナル缶バッジと、みんな大好きベースボールカードです!
直筆サインも入れていただきました!
かっこいい…(惚れ)

というわけで、僭越ながら、サン名の方へプレゼントさせていただきます!

ご応募お待ちしています!
【ご応募はこちらから!】
締切は、3月3日(金)までとさせていただきます!

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熱血!沖縄キャンプ!2!

『熱血!タイガース党 沖縄キャンプツアー』2日目!

朝、朝食を食べに行く途中で橋本アナにお会いしました。
「『はしもっと』ください」とスマホのカメラを向けてお願いすると、
「え、逆に(僕で)いいんですか!?」
なんておっしゃるものだから、
「え、普通にいいんですか!?」
…なにこのやりとり(笑)

『走れ!もっと!はしもっと!』のコーナーのポーズをとってくれました。
前夜、ツアーに参加された“タイガース党員”の方がリクエストしてこのポーズで写真撮ってはるのを見かけたので、チャンスがあったらもらおうと狙っていたのですよ。ふふふ~♪

と、あとひとつ。
このキャンプへ来る前から、今年は「ここ」をとるぞって決めていた写真が撮れました!

↑ここ。
キャンプ中継などで結構な頻度で見る、ここ。
2003年からスタートした沖縄キャンプは20周年。
撮っておくほうが絶対いいに決まってるやつ。


この記念碑の前で、“福本党首”と“濱中幹事長”のトーク収録がありました。
(さっきの「ここ」は決めてたわりには撮影のついでに撮った説)
慣れたスタッフさんたちばかりなのでパパッと準備が進むのですが、ほんの少しの待ってる間の盗塁王

自由…!(笑)

そんなこんなで今日も超満員のスタンドから、突然の雨やら照り付ける日光やらの下で、紅白戦をガッツリ見てきました。

ホームベースの真後ろでずっと見ている岡田監督。
テレビ映りたいんかな。
…なわけないやろがい。


この紅白戦後には、一二軍のメンバー入れ替えの示唆もあり、選手たちにはわりと修羅場。引き締まるなぁ。
まだ駆け出しの具志川組は一軍の選手との実力差をさらされ、宜野座メンバーだって追われる立場で「実戦」でそれぞれの課題をつぶしていけるか。
厳しいポジション争いを目の当たりにしてしまい、ゾクゾクしたよ。
キャンプもあと半月。
ちばりよー!

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熱血!沖縄キャンプ!

ご無沙汰しています!れーこです。今年もよろしくお願いします!

さて!シーズンもまだ始まってないのになんでこのタイミングで日記かといいますと、そらもう3年ぶりの『熱血!タイガース党 沖縄キャンプ見学ツアー』にご一緒させていただいたからなのでございます。
いっへーい!

サンテレビ恒例の人気ツアーへのお誘いページ書かせてもらったので、よかったら来年の参考に…そっ(リンク)

何が好きって、飛行機を降りた途端の気温!(気温…)
宜野座着いたら雨で!(雨…)

暗っ!


でもお客さんはいっぱい!
外野が解放されているのを見たときは正直驚きました。
紅白戦でっていうのあまり見たことなくて、岡田阪神への期待の表れだとも思いますし、コロナ禍から少しずつ日常へ戻っていっているのかなとも感じます。

肝心の1、2軍混合の紅白戦の結果ですが、1試合目2試合目ともに阪神タイガースが見事勝利をおさめました!

ツアーは3日間の予定です。
ではまた!

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ノウミサンアイシテル!2022

異国情緒溢れる憧れの街 神戸―

…に、大丈夫!?問題ない!?

合法!?

何度来ても暗がりに浮かび上がるおっ!サンにニヤニヤ笑ってしまう。

お久しぶりです。
どこからかの圧を感じて感謝して今パソコンに向かっていますれーこです。

久しぶりにサンテレビへお邪魔してきました!

ゲストは我らが能見さん!
出演者の方々やスタッフのみなさんがおやつ食べたりおやつ食べたりおやつ食べたりする控室では、みなさんリラックス。(なんせおやつ食べとるからな)
番組最多回数の出演数を誇る能見さんにはオリックス・バファローズ日本一の御堂筋パレードの動画を見せてもらったりしてみなさん能見さんを囲んで…そう!わかる人にはわかる!あの青いカバーのスマホで撮ってはった動画です!
しかし動画の中身より、動画を見せている能見さん、という画の方が遥かに見ていたい…ちょっと自慢げに見えなくもない能見さん、内臓ねじれるほどかわいかったです。


そしていよいよ生放送本番。
と、とおい…近いけど遠い…

番組ではタイガース時代の能見さんも振り返っていましたが、あの「ノウミサンアイシテル」のお立ち台VTRに、能見さんが言ってくれた言葉が一字一句やさしかった。

「マートンもねちょっと手違いというか…ね、ちょっと苦しんでた時があったので。多分あれは狙ってたと思います(笑)」

あの一件は、能見さんは完全に巻き添えくらった形だったのに、当時からずっとマートン先生を擁護してくれてた。
「手違い」っていう表現、とても優しいと思うし、「狙ってた」とジョークにしてしまう気遣いがまた素敵だ。


番組で用意されてた、おつかれさまの花束がとても綺麗でした。
タイガースバファローズのチームカラーを反映した花束。黄色の方が圧倒的に多いのには「タイガース党」としての意地を見ました(笑)
ちなみにこういう花束ってその後どうするんやろなーって思ってたんですけど、ちゃんと袋に入れて持って帰ってもらうのですね。すなわち能見さんちのリビングとかに飾ってもらえるってこと!?(生唾)


生放送はあっという間。
能見さんが来るとみんな張り切ってしまうのですが、湯浅アナも例外ではなく(笑)。『熱血!ゆあペディア』のコーナーでは、取材やその裏話など饒舌に熱く語ってくれました!
あまりにも熱すぎて、CM行けなくなるんじゃないかと心配したディレクターIさん

遊び心たっぷりでこんなカンペを準備されてました(笑)。
はい。湯浅アナがもちろんそんなヘマをするわけもなくきっちり時間内に収められていましたが(笑)

そしてそして!帰りは福本党首に美味しい食事をごちそうになりました!たまらん!贅沢すぎる!

個人的にめちゃめちゃ推してる京大野球部のパンフレットをお渡し(押しつけとも言う)して、ポーズをとってもらうという自己満足完成(笑)
あ!そうそう!福本党首のインスタでも能見さんと一緒のお写真が掲載されています。
https://www.instagram.com/yutaka_fukumoto_2_official/
(アカウントがロックされてしまったとのことで変更となっています。)
見てて飽きないインスタ要チェックです!


っ!
…Iさん出てきてもた><
はい!では今日はこのへんにしときます!

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矢野阪神ラストゲーム

〈10/14 ヤクルト 6-3 阪神(神宮)〉

勝:田口
S:マクガフ
敗:青柳

エラーが多くて、あと1本が出なくて、負けだすとひとつ勝つのがとても困難で―

ファイナルステージはシーズンを象徴するかのようにひとつも勝てず、日本シリーズへはヤクルトスワローズが進出することになった。

2022年のタイガースと、矢野監督の4年間が終わった。

選手会長の近本が、逆転を許した浜地が、泣いていた。

勝率5割にも満たないチームがクライマックスシリーズを戦えることを謙虚な気持ちで見ていたはずが、どんどん次の試合も見たくなって、勝ってほしくて、負けるとやっぱり悔しくなってた。
負けて元々とも割り切れず、ただただ、悔しかった。

矢野監督には、まずはお疲れ様でしたと、ありがとうを言いたい。
金本前監督が決していい辞め方ではなく、火中の栗を拾うような形で監督を引き受けてくれたこと、勝利より選手たちの成長を優先しすぎてしまうところはあったけど、矢野監督のもとで育った彼らはきっと来年以降頼もしい姿を見せてくれるはず。

今日勝ったらね、バントさせるならスタメンサトテルじゃなくてよくない?とかね、ネチネチと書こうと思ってたんだけどね、それも言えなくなってしまった。最後は寂しい幕引きとなってしまいました。

さて…
2022年の日記は、一旦ここまでです。(と言っても何か言いたくなったらすぐ言いにきます。)
読んでくださった方、ありがとうございました。

毎年だけど今年はダントツに、どうしようもない日というのが次から次へと怒涛のようにやってきたので、日記の内容を心配してくれる人がいたり、「今日はなんにもありませんっ、って書いといたらええ」ってアドバイスくれる人がいたり(笑)、励まされることの多い年でした。
応援日記とは(笑)

ただの愚痴日記を告知するツイートにもいいねくださったりして、感謝を通り越して驚きだったりもしましたが、共感してくれはったんかなって勝手に思ってました。ありがとうございます。

そして、毎試合ややこしい日記を掲載してくれたサンテレビのみなさん…特に、真夜中にも誤字の修正に応えてくれたYさん…すまんかったです!今度なんかおやつ持って謝りに行きます。

[今日のマルテ]

あのエラーで終わりってあまりにも寂しいよ。
ぐすん。。

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あと少し!野球やろうぜ!

〈10/13 ヤクルト 5-3 阪神(神宮)〉

勝:サイスニード
S:マクガフ
敗:藤浪

佐藤輝明がスタメンから外れて、5番サードマルテ。
マルテは不慣れなポジションで苦労していたし、ここへきて佐藤輝明を外してしまうことがどうなのかって考えてみたけど、試合を見てても私にはやっぱり答えは出なかった。
極論を言うと結果だけが欲しい短期決戦。
難しい選択だったと思うが、負けてしまってはもう。。

4番が軸となってゲームを作っているヤクルトとは違う。
打ってる村上はすごいなと思うけど、よそはよそ、と自分でもビックリするぐらいうらやましくもなんともない。
良くも悪くも「全員野球」というやつに慣らされたせいだ。
このチームで勝ちたい。
今、明日の全員野球を心待ちにしてる自分がいる。

病気か。

[今日のマルテ]

犠牲フライをおかわり。
明日チャンスあるなら、ラパンパラいっとけ!

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あっ?

〈10/12 ヤクルト 7-1 阪神(神宮)〉

勝:小川
敗:西勇

スゥゥゥ………ッ…………

アツアツの興奮が引いていく……
あの日流した涙は……一体…

10日の鼻のかみすぎで、ボロボロにめくれた皮。
鼻の周りにリップクリームを塗りたくって、マスクをして、何食わぬ顔をして、野球のなかった昨日一日を過ごしました。
上機嫌でニヤニヤしたり、思い出してはまた目頭が熱くなったり、もしかしてこれって…(恋)(違うぞ)

クライマックスシリーズがまだまだある…日本シリーズもある―やばい忙しい!とゾクゾクしたのだけど、今は違う種類のゾクゾク…

切り替えてこ。
(原口は振ってへん)

[今日のマルテ]

8回先頭代打で2ベース。
その後近本のヒットで本塁狙うもアウト。
足悪いけど一生懸命走ったんやで。。

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アツアツでファーストステージ突破

〈10/10 DeNA 2-3 阪神(横浜)〉

勝:岩貞
S:湯浅
敗:濱口

9回裏、一死満塁。
窮地に立たされたのはタイガース。
矢野監督がベンチを出てマウンドへと歩みを進めた。
わざわざマスクを下ろして湯浅に笑顔を向け、言葉をかけた。
「楽しめ」と伝えたそうだが、湯浅も監督の笑顔につられるように笑っていた。

バッターボックスにはベテラン藤田一也。
湯浅の投じた速球、初球から打っていったが、セカンド小幡の正面。

小幡バックホーム、受け取った梅野は一塁へ転送。
ヘッドスライディングした藤田はしばらく顔をあげることもできなかった。
ダブルプレーで試合は終わった。

あのときマウンドに集まって矢野監督の笑顔を見て言葉を聞いたのは、湯浅だけではなかった。
ああいう場面のバックホームはあまりいい記憶がないのだけど、小幡のそれはとても早く正確で、梅野の一塁への送球もまた同じくだった。
試合に出ている選手でなんとかしなきゃならないのだが、監督に何かできることがあるとするならば彼らのパフォーマンスを引き出してやることだ。
監督として、またコーチとして接してきた時間は、この瞬間のためにあったと、そう思う。
矢野監督が掲げてきた「全員野球」も、負ければ終わりの大事なゲームで見せてもらった。

確かにいくつかミスもあった。
左対策の慣れないオーダー。
けれど、スタメンの機会を得た北條は、逆転のきっかけとなる2ベースを放った。
バントミスから一転、タイムリー2ベースを打った近本は、守備でもチームを救う大仕事をやった。
4番大山にバントのサインを送り失敗したが、直後原口が大山を救うタイムリーヒット。
途中からサードの守備に就いていた熊谷の8回のジャンピングキャッチも見事。

それから投手陣。
才木だって悪かったわけじゃないが、早めと決めていた継投。浜地、岩貞、連投の西純矢、全員がイニングまたぎの登板に応えてみせた。
内角うまく捌いた西純矢のバッティングにはほれぼれする。

2点ビハインドの場面で追撃のソロホームランを打ったサトテルは気分よく神宮へ向かえる。

そしてその神宮のファイナルステージは、大山に用意されたリベンジの舞台だ。

ミスをしても、先制されても、それらを跳ね返し逆境にも負けなかった彼らの笑顔に、夜になった今も思い出しては涙が止まらない。

ナイスゲーム!
さぁ神宮へ!!
(鼻ズルズルで)

[今日のマルテ]

次がある!準備しておいて!
(鼻かみながら)

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あと少し

〈10/9 DeNA 1-0 阪神(横浜)〉

勝:大貫
S:山崎
敗:伊藤将

14三振を喫して、わずか2安打完封負け。
投手力では負けていなかったが、0点では勝てない。
今季、何度そんなゲームがあっただろう。

個々の能力の問題なのか、チームとしての対応力のなさなのか、やるせなさを抱えた試合。

なのに、まだあと1試合を戦えるという事実。

どん底だったあの日、いつまで続くんだろうと全く先が見えなかったことを思い返す。
今、ここにいる不思議。
どんだけ悪運強いのか(笑)

まだあと少し、挑戦を続けるタイガースを見たい。

さぁ行け!タイガース!

[今日のマルテ]

さぁ行け!マルテ!

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