ガマンの一敗

〈8/9 DeNA 3x-2 阪神(横浜)〉

勝:今永
敗:加治屋

この日もコロナ陽性で離脱する選手が出た。
熊谷
中野
糸井

糸井は、「疑い」での抹消で無症状とのこと。
このほか、先に抹消されていたウィルカーソンのコロナ陽性も発表された。

毎日、夕方の公示を恐る恐る見て、あぁ…と落胆。
戻ってきて100%のパフォーマンスが発揮できるという保証もなく、抹消となった選手の心情を思うと辛い。

一方で控えに回っていた選手たちには、チャンス。
この日は、陽川と木浪がスタメンで出場して結果を示した。

試合後の矢野監督の囲み取材で言った言葉が好きだな。
「ピンチをチャンスに変えてくれたらチームのムードが上がる」という問いかけに

「チームのためにっていうのは結果論であってもう、自分のためにやればいいわけだから。自己アピールして、自分がどうやったら試合に出られるかって、そういう思いでやってくれたら。」

矢野監督は、現役の頃から二軍から上がってくる若い選手に対しても一貫して同じことを言っていた。
「チームの勝利に貢献したい」なんていう若い選手にそうではないだろうと。もっとその手前のこと、「自分が出たい」とアピールしろと。

今回も、「立ち位置によってはチームのことも考える選手もいてもらわないと困る」とはしながらも、二軍暮らしが続く選手に対しては、やはり今でも「自分のために」を言ってくれて安心した。
監督の立場ではっきりこれを言ってくれると、やることが明確になる。その分キツイけれどもそれがプロだと自覚できる気がする。

さて。
エース青柳さんが投げたわけだが、投打かみ合って負けたような内容になってしまった。

得点した2回のあとは、1安打のみ。
今永を完投させてしまった。

勝ちたかったなぁ。。。

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