アツアツのナツ

〈8/5 広島 2-3 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:西勇
S:岩崎
敗:大瀬良

試合前に、大山と北條のコロナ陽性が発表され、二人は抹消。
毎日のようにどこかで誰かがコロナウイルスに感染して試合から離れる。
今はそれが「一斉に」とならないことを祈るばかり。

離れる選手がいれば上がってくる選手もいて、そのうちの一人にロハス・ジュニアの名前。
4日に抹消となっていたが、特例でまた一軍のベンチに。
それどころかスタメンを勝ち取っている。
この事実だけでもうおもしろい。
だから何かが起こるのは必然だったのかもしれない(笑)
4回表、ロドリゲスをランナーに置いての2ランホームラン。

抹消されたことには残念と言いながらも再昇格の機会を得たことに感謝を述べ、そして
「ロドリゲスは足が遅いのでホームランになってよかった」
なんて笑いながら言えるのもロハスならでは。
明るい性格とホームランにチームは救われた。
守備は…もうちょっと練習してな(笑)

このホームランと、サトテルの「ありがとうなぎ」の犠飛で3点。
これ守るのが大変。
夏場のリリーフ陣の奮闘には本当に頭が下がる。

6回裏、69球の西勇輝を坂倉の打席で代えたのは、矢野監督にキャッチャーならではの危険信号がともったのかな。
早めとなった継投に応えられるピッチャー陣がなんせすごい。

なかでも湯浅の8回は見ごたえあった。
というかもうダメだ…と思って見てたごめんなさいっ
無死1塁で菊池のバントを捕球した湯浅は、2塁へ送球。これがリプレー検証でもセーフの判定となり、無死1,2塁。
湯浅のフィルダースチョイスではなく、受けた中野にエラーがついたのだが、これも納得。中野も湯浅の送球に準備できていなかった。
ただ、湯浅はその中野も救う。
このあと、3番秋山翔吾から始まるクリーンアップ。
秋山を速球でレフトフライに打ち取ると、4番マクブルームに対しては、梅野のサインに何度も首を振り、「決めていた」というスライダーを投じ空振三振に。
5番坂倉には、速球で連続空振三振をとって、ガッツポーズを見せた。

この湯浅の投球は、カープ寄り中継の放送席でも球種を全く当てられず、タイガース寄りテレビ前の私、どれほどの快感だったか!(笑)

ワンバンのフォークをどんなだって受ける梅野と、ランナーがいたってそこに投げ切る湯浅の強気。
自分の名前にかけて「アツアツな投球」とキラースマイルで笑ったそうだが、そう簡単に…おーい!グッズ班あとは頼んだー!(笑)

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