エース完投で4連勝!

〈4/29 巨人 2-3 阪神(東京ドーム)〉

勝:青柳
敗:菅野

「ノーアウト満塁のピンチを切り抜けました!」は、ジャイアンツ目線の実況だが、タイガース目線でもノーアウト満塁はプレッシャーしかないうえに得点できなかったというダメージ喰らうので、すなわちピンチ。
ここで諦めたファンもいるだろう。(2回表です)

しかーし!諦めてはいけない!(諦めたくせに)
ジャイアンツ相手にこういう風に勝ったら気持ちいいよねっていうお手本みたいな痛快な勝利を収めた。
菅野のアクシデントによる3回での降板は手放しでは喜べないものの、私、大人げないので。

まず、青柳さんがすごい。(外は雨!)
2戦連続で完投勝利の青柳さんは開幕3連勝!シーズン2度の完投は自身初!
4番岡本を除いて青柳さん対策で左バッターをずらりと並べたジャイアンツベンチが悔しさのあまり舌を噛んでしまわないか心配!^^♪

大小織り交ぜ味方からの足ひっぱり総攻撃にも、顔色変えず要所を締めたピッチング、後ろを少しでも休ませたいという使命感、これはもうタイガースのエースは青柳さんだということをきちんと宣言しておきたい。

4回裏。無死1,2塁で苦手丸と4番岡本というピンチ。しかし、左の丸も右の岡本もボールを追いかけて体勢崩して空振りしてるの、どういうことなのか意味がわからない。

5回裏にも試練。
先頭の打球をライト佐藤輝明が捕球できず(あ、記録はヒットだけれど、ライトを本職にしている選手なら捕った打球だと思う。主力選手のポジションはそろそろ固定してほしい)、このあと小幡のエラーでダブルプレーを獲れないどころかオールセーフ、続くダブルプレーコースでもアウトは一つしか増えず、1点を献上してしまう。
本当に青柳さんには申し訳なく思う。
…というところで、センター近本に超のつくビッグプレーが出た!
吉川のフェン直同点打かという当たりに、近本がジャンプ、身体をフェンスにぶつけながら捕ったのだ。
ゴロリと倒れる近本。すぐに立ち上がってくれないから心配になるが、カバーに走ってきていたサトテルがニコリと笑う近本の手をとって起こす。(たまらんかわいい!)

近本は2回にも、4番岡本の左中間に抜けようかという当たりをダイビングキャッチ。
どちらも「センターフライ」という記録にしかならないのが腹立たしいと感じるほどのファインプレー。近本には3打点ぐらいつけといてほしい。

そして!打のほうでは、3番サトテルと4番大山の特大のホームラン!!

甲子園の浜風相手にライトまで放り込めるのだから、東京ドームの5階席なんてどうってことないのかもしれないけど、それにしたってやっぱりサトテルのホームランはえげつない。

大山のは、これぞ4番というホームラン。欲しかった貴重な貴重な追加点。
レフトの立岡がその方向を振り返りもせず前を向いたままだったのがたまらなく痛快。

エースが完投して、クリーンアップにホームラン。とてつもなく気分いいぞ(笑)

さぁ、次行こう!!

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