ナゴドで勝ったど!

〈7/24 中日 2-5 阪神(ナゴヤドーム)〉

勝:青柳
S:スアレス
敗:谷元

今季未勝利の大野雄大、そろそろ勝ち時っていうか、ナゴドだしっていうか、またビジターの悪夢っていうか…
ま、勝てなくても仕方ないよね。(いや勝ったから)

この日は、ボーアと、スイッチの植田海以外には全部右バッターを並べた矢野監督。
糸井も福留も木浪も近本も、ベンチスタート。
大胆というか極端というか、やけくそ…?(笑)

先発は青柳さん。
序盤の不安定さったら…!
投げては引っ掛かり、すっぽ抜け、ボールの行方はボールに聞いてくれ。
梅野が構えたところへ行かないどころか、鬼のように散らばるボールを受け止める梅野…アンタほんとえらいよ…これじゃキャッチャーじゃなくて、ゴールキーパーだ。
…と思いながらも、楽しかった自分もいる。
最近の青柳さんは、制球力が上がっていて、いい意味でも悪い意味でも、まとまっていたのだ。
なのでこれぐらいがちょうど良…ガー!打たれた!

一方、大野に対してのタイガース打線は、初回だけで33球を投げさせ、勝てない大野に自分のピッチングをさせなかった。これがあとから効いてくる。

3回裏。さっきの2回がウソみたいに立て直した青柳さん。
大野は、そのピッチングを見てしまった影響もあるのか、いや、絶対あるよな、ウソやろ?ってなる。
4回表、先頭の大山は2球目で、打った瞬間!ナゴヤドームのデカイ壁の上、レフトスタンドへ放り込んだ。
この一発がデカかった。
今日の大野なら、1点差なら、なんとかできる。
大山の一発は、そう思わせてくれたし、青柳さんが立て直していたのも根拠として、ある。
青柳さんは、いつの間にか、試合途中で修正できる能力を身に着けてた。

7回表。
一足先に継投に入ってた中日のピッチャーは3人目、谷元だった。
植田海が四球で出塁したのが良かった。
塁上で何度もけん制を誘い、このあとの代打福留さんと陽川は連続四球をもぎ取った。
満塁で北條。
昨日ね、悔しい思いをしているし、この日も5回の一死1,3塁のチャンスで何も出来ず。
矢野監督はよく代えなかったものだと思う。
北條はこの打席の意味を吐くほどわかっているだろう。
1点を嫌った中日の外野の守備は前進守備。
2ボールだったので、北條は待つこともできたのだが、3球目、思い切り引っ張った。

打球は、あっという間にレフトの頭上を越えていき、一走陽川まで還ってきた。走者一掃!北條やった!
中日ベンチから物言いがつき、リプレー映像で陽川の見事なV字開脚が露わになったりしたが、その陽川を起こしてくれるサンズの優しい一面も見られ、なんだこれ超楽しくて幸せなのですが!リプレー映像最高!

そして、続くサンズにもタイムリーが出て、大好きな「3点差」がタイガースにやってきた!

7回裏は、馬場くんがバタバタしながら
8回裏は、岩崎が涼しい顔して
9回裏は、3点差あってこその安心のスアレスで締め!

おお!もしかして「投打かみ合う」って、こういうの!?
ナイスゲーム!

[今日のボーア]

試合後のベンチ裏の通路、エアハイタッチの列で、選手をなぜか「出迎える側」にいて嬉しそうにしてるボーア。かわいい!!

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