守り切れず、反撃も敵わず。

〈7/11 阪神 2-4 DeNA(甲子園)〉

勝:石田
S:山崎
敗:藤川

2回裏。
大山2ベースのあと、ボーアの先制2ランが出た。
いつものおきまりの「ファイアボール」は、一緒に帰ってきた大山がサンテレビのカメラに向かって、ポーズを決めた。
ベンチにも笑顔が溢れて、スタンドにいるファンも大喜び。
(よかったなぁ…)

7回表。
西が明らかにへばってきたのを見て、途中でベンチは継投に入った。
2点差を守る一死1,2塁。
ハードな場面でマウンドへ上がるのは岩崎。
二つめのアウトを空振り三振に仕留めると、クルッと回ってバッターを背にしたが、センターから見えたその顔には思わず笑みが漏れていた。
ベンチに帰る岩崎はまた、いつもの静かな表情に戻っていたので、笑顔が見られたのは一瞬だったが、よほどの手応えがあったんだとわかったし、またそれを悟られまいとすぐに表情を戻すあたり、岩崎に頼もしさを感じた。

8回表のスアレスは、満塁から1点を失ってしまうが、代打二人を連続で仕留めるなど、リードは守った。

8回裏だ。
遅くともこの回では得点しておかなければならなかった。
2回裏のボーアの2ランのあとは、淡泊な攻撃が続いていた。

9回表。
球児が、打たれた。

逆転を許してしまったタイガースは、その裏反撃も及ばず、ゲームセット。

日米通算250セーブの記録まであと「5」。
球児には、この記録は必ず達成してもらう。
そのために二軍調整してほしい。
レースの途中でピットインして調整することは、何も後ろ向きなことではないし、むしろ当たり前のことだ。
まだ100試合以上もあるのだ。

メッセはNPB100勝の記録まであと「2」を残したまま、引退した。
あんな思いをするのはもう嫌だ。

西にはごめん!
もうちょっと辛抱してな!

[今日のマルテ]

左ふくらはぎ痛めたの、よくならなかったみたいで、一旦登録抹消。
待ってるから!!はよ!!いや、治してから!!いや、、えっと・・!!

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