〈8/28 DeNA 3-2 阪神（横浜）〉
勝：東
Ｓ：森原
敗：村上
打順を入れ替えた中に、待ちわびたその名前はあった。
５番・レフト 井上広大
２軍戦では結果を残すのに一軍になかなか定着できずに、この日約３ヵ月ぶりのスタメン。
もちろん期待はあったが、右京さんが万全ならこの日のスタメンはあったかどうか。
しかしどんな形でも井上はここでやるべき。
６回表、３打席目だった。
打った瞬間にスタンドへ入ると確信。
井上広大の、プロ初のホームラン。
二軍戦で何本打とうが、この一本には叶わない喜びがあった。
高卒入団の期待のスラッガー。恵まれた体格ながら望んだ結果になかなか届かない。
初球を振れなくて、悔しい打席を繰り返した日もあった。
もう５年目になる。
だがまだ２３歳になったばかり。
あのホームランは、思ってたよりずっと破壊力のある、そして夢の詰まったホームランだった。
難敵東の初球を振ったことが嬉しかった。
ほんと待ったぞ。やっとだ。
試合には負けた。
めちゃめちゃ痛い。痛くて怖い。
ヒリヒリする試合、最後まで走るぞ。
［今日のノイジー］
なんで休んでんの？（そういう日程です）
