森下ホームランと伏線回収で後半戦開幕!

〈7/26 阪神 5-1 中日(甲子園)〉

勝:村上
敗:小笠原

村上-坂本バッテリーに戻ったあの試合からちょうど1週間。

今思い返しても辛い試合だったが、今日こうして再びまた組ませてもらえたことに、坂本は意気に感じ、そして責任もより感じたことだろう。

まーよー打たれた!(笑)

コントロールのいい村上だからこそ的を絞られヒットにされる。
岡田監督たまらず、安藤コーチ「もっと大きくストライクゾーンを使え」と配球を指示、マウンドへ向かわせた。
リードの部分では定評のある坂本だったはずが、まだまだやったかw
しかし、それならそれでまだ伸びしろあるんかとまた楽しみだし応援したいと思わせる坂本。恐ろしい子…!

あ、脱線。
責任を感じていた坂本は完璧を求めすぎたのだろうな、ということが言いたかったはず。(はず?)

さぁ行こう!

村上と坂本は、大きなものだけでも
1回 無死2,3塁
3回 無死満塁
4回 二死2,3塁

とピンチを招き、その他の回もランナーを出しながらの悪戦苦闘。
村上の被安打は実に11。
これが1失点で済んでいるのだから野球は本当にわからない。

さぁ、この1失点。村上に自責がついてしまっているがそれは気の毒だ。
5回、二死走者なしから中田翔の打球がライト前へ。
しかし森下がこれを後ろへ逸らしてしまう。
突っ込むのかそうでないのか難しいところで記録は2ベースになったが、森下も自分で「エラー」だと言っている。
ヒットには違いないのだが、後ろに逸らしてしまった点がまずい。私もエラーだと言う。

せめて前へ止めてこれをシングルヒットに留めていたら外野は定位置だったはずで、カリステのセンターへの打球は近本のグラブに収まったはずだった。

2-1の1点差のまま試合は終盤へ。
7回表は村上に代わった石井が3人でピシャリ。
しかし今日の勝利をもっと確実にしたい。追加点がほしい。
7回裏、先頭は坂本。ショートの前でバウンドを変える魔球発動でセンターへのヒット。
今日の打順、8番は木浪ではなく坂本だったから次ピッチャーの打順で、ここにベンチはすかさずピンチバンターの長坂を送る。
1週間前のあの日は、捕手を抹消し二人制だった。
今日、長坂を上げ捕手三人制に戻り、打順の巡りといい、この展開にゾクゾクしてきた。
長坂は1球で見事なバントを決めた。これ、結構すごいビッグプレーだと思うけどな。

打順は1番に回り、近本が四球で出塁。
中野には進塁打を期待したがここはフライアウト。
二死1,2塁。
2点しか与えず好投を続けていた小笠原はここで交代。

打席に向かうのは3番森下。
ただの森下ではない。
「エラーした森下」なのだ。
5回裏にも打席はあった。
だがあの5回にはランナーがいなかった。
今、あるのは
「ランナー2人置いてこの日エラーした森下」の打席なのだ。チャンス森下。

そして代わった藤嶋の3球目。コースも高さも昨年森下が一番打ってるところじゃないか。
打った瞬間、打った本人も打たれたピッチャーも、満員のファンもサンテレビも、みんなが同じ東の夜空を見上げた。

「ランナー2人置いてこの日エラーした森下」の3ランホームラン!!!

これほど気持ちのいい伏線回収な試合ってあっただろうか。

そして、一番はやっぱり打つべき人たちが打ったってこと。
クリーンアップは、森下、佐藤輝、大山。
この3人が打って勝って後半戦が開幕。

頼む。それ続けてくれ!(笑)

[今日のノイジー]

ノイジーの力が必要になる日もまだあるのだ!

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