〈7/19 阪神 0-1 広島(甲子園)〉
勝:床田
S:栗林
敗:村上
捕手藤田は肉離れの小幡とともに抹消。
木浪と森下が二軍から上がってきた。
ふたりとも結果は出なかった。
今年を象徴するかのようにまたクリーンアップが決められない。
ミスも出た。失点にも繋がった。
一番は無死満塁でホームゲッツーになってしまった坂本の打席。
「僕が打って守っていれば勝てた」
試合後の坂本の言葉は、まさにその通りだと、あえて言いたい。
5回の守りでは失点に繋がるエラーをし、7回裏のここしかないというチャンスを潰した。
なぜ岡田監督は代打を出さなかったのか。
捕手二人制という自ら課した縛り。
1打席目の坂本にヒットが出ていたのも今になって思えば理由のひとつなのかもしれない。
代打を出してその代打が打てたかどうか問題ではなくて、勝負師として勝負をしていないと思えてしまったところに残念な気持ちもあった。
試合後の岡田監督のインタビューが日に日に聞き苦しいものになっていく。
これは前からだが口も悪いうえによくしゃべる。
負けて語るはすべて言い訳。
ただ、あのとき代打を出さなかった理由を聞けば、そうだった。岡田監督って本来こういう人なのだと納得もした。
「挽回するチャンスやから、そんなもん」
ミスを取り返すチャンスを坂本に与えたからだ。
将棋のように二手先、三手先をみて冷静にゲームを進めるかと思いきや、人情と感情で動いてしまうことのある人だ。
前回の監督時代が思い起こされる。
この勝負どころでそんな人情はいらないと思う。勝負に徹してほしい。
けれどもし打っていたら、坂本はもちろんだがこれを見た他の選手たちも指揮官の采配に、より士気も上がったんじゃないかとも思う。
だからこそ、坂本は打たなければならなかった。
確率とか傭兵の頭数とか数字だけで指揮をとるだけなら、AIにでもやらせとけばいい。だけどそんな野球おもしろいか?
坂本が、ちゃんと監督にも恩返しして、村上にも勝ちをつけてやれるまで、しっかり見とく。
背番号12のユニ着てのスタンドはしばらく肩身狭いかもしれないな。まぁでも平気。慣れてる!(笑)
[今日のノイジー]
っつって、しばらく観戦予定ないんだが。(助かったー!笑)