〈5/12 DeNA 0-1 阪神(横浜)〉
勝:才木
敗:大貫
前日の大逆転負けを受け、岡田監督はメンバー打順ともに少し入れ替え。
1番は、ライト井上。森下は2試合連続のベンチスタート。
3番に、センター近本。
6番サードには糸原を入れた。
さぁいこう!
先発は才木!(才木ー!)
いい意味で、チーム状況には動じない人。
7回裏。二死3塁で桑原の打球は才木の横を抜けたが、このとき才木は飛び付いて身体を目一杯伸ばして倒れたけれど、そこは中野がいてくれているから。むしろ触らなくて正解だった。
中野が難なくさばいてアウトをとって、才木も笑顔でベンチに戻る。帽子はすぐに浮かせたい人(笑)
少年のようにコロコロと色んな表情を見せ、今の自分のプレーを早速、身振り手振りで笑い話にしてる。
安藤・藤本コーチ、近本・中野・大山が笑って聞いてる。
才木の周りではみんな笑顔になる。
これね、試合後ならまだわかる。
笑っているけど、三巡目の3,4,5番のイニングだった。
中1日休んで復帰した宮崎がヒットで出塁。4番牧には四球を与えてしまい、5番筒香。かなりのピンチだったが、筒香を4-6-3のダブルプレーに打ち取って、桑原のゴロでピンチを切り抜けた直後の話だ。
緊迫した試合の真っ最中だ(笑)
大らかなのか鈍感なのか(笑)。
天性の普通っぽさと明るさは、オンとかオフなどない。
マウンドでは真剣なのに、どうしてもいたずらっ子みたいな様子がぬぐえない。どこかいつも楽しそうなのだ。
躍動するフォームから投げ込まれるのびやかなストレート、テンポの良さも、全部全部才木のピッチングが本当に大好きだ。
8回終わりにはすでに115球を投げていた才木を9回のマウンドに送ったのは今年前半の一番の岡田監督の名采配になると、今のうちに言っておきたい。
その9回、味方もよく守った。
守らざるを得ない(笑)
宮崎のライトへのヒットをシングルに止めた井上広大の守備もよかったし、何より最後まで才木をリードでひっぱり、二つもキャッチャーフライを掴みとった梅野には、絶対捕るのだという気迫に溢れていた。
そして、才木は最後まで一人で投げ切って、完封勝利。
ヒーローインタビューでは
「もうちょっと点とってほしいっすねー(笑)」。
私はこれで泣き笑いした(笑)
そう、チームのヒットは2本。
2安打。に、にに、二安打!
はぁぁっ!?
にあんだでいってん。
<終>
は!?!?
才木でなければ今日の勝利はなかった。
DeNA先発大貫もたいがいの我慢を強いられて、ものすごい投手戦となった。
才木にだけ妙に投げにくそうなのを除いてはなんのスキもなかった。
唯一のスキが、二死走者なしからの才木への四球。
ここで井上広大が繋いで、中野がタイムリー。
現場からは以上です(二安打で1点)。
私が平安貴族ならこれで一句詠んでいるところだ。
一句というか文句か。まだまだ言いたいけれど、今日は才木に楽しい野球を見せてもらったからこのへんにしとくか。
才木!ありがとう!
[今日のノイジー]
3回裏、ノイジーは蝦名のレフトへの飛球を好捕!
前日と同じく嫌な不規則な風が舞っていたようだけどフェンスにぶつかりながらもうまかった!
中野の背走キャッチも難しいやつ!
ダブルプレーになったのはラッキーだったけれど中野の好捕については解説の佐々木主浩さんがベタ褒め。
「いい大学出てるんでしょうね。あ、うちの大学でした。はい、すみません、それが言いたかっただけです(笑)」
東北福祉大の大先輩大喜び(笑)