ま・か・せ・た・ぞ のサイン!

〈10/19 阪神 2x-1 広島(甲子園)〉

勝:岩崎
敗:栗林


同じ満員の甲子園でも優勝の日ともまた違う熱気と興奮。
優勝というゴールが目の前にある高揚と、日本シリーズへの挑戦権を懸けた威勢。
どちらも得難い体験をさせてもらってる。

興奮冷めぬまま帰ってきてすぐ飛び付くようにしてテレビをつけ、録画していた「あの」シーンを見た。
9回裏2アウト。
ランナー1,2塁の状況から坂本誠志郎のフォアボール。
ネクストにいる木浪への
「まかせたぞ」のサイン。
現地での大歓声がまだ耳に残っている。

昨日のデッドボールを受けたときの坂本も気迫に溢れていたが、今日もまた、そう。
チームを鼓舞する姿はキャプテンシーという言葉でスマートな表現するのもちょっと違う。
根っから熱い男で、勝利への執念を言葉と行動で示す選手だ。

サインを受け取ったのが木浪だってところがまたいい。
開幕スタメンには名前のなかった二人が水を浴びて抱き合う姿は何度リピートしても目頭が熱くなる。

坂本は自分で3アウトをとりにくるカープベンチの思惑に対しても割り切って冷静だったし、マウンドの栗林の状態を見極めていたとも思う。
1球も振らない坂本に栗林は焦ったはずだ。

そしてこの回、サヨナラのホームを踏んだのは、CS初ヒットの4番大山。
岡田監督の助言もあったそうだが、2ベースにしたのは普段通りの大山の迷いない全力疾走。

試合を決めたのは劇的な木浪のタイムリーだったが、本当にここまでよく1-1の同点のままこれたと思う。

「今年一番悪かったんじゃないかな」と岡田監督が言ったとおりで、先発の伊藤将司が苦労していた。
球は高く、走者を出してはテンポも悪くなり、今日は一体何時に終わるんだろうかと悪寒もした。
早めの交代もあるかと思っていたら、7回を投げ失点は初回の1点のみ。球数は99。
結局はすごい伊藤将司(笑)
それにやっぱりこれって坂本のリードの賜物でもあると思うし、全体としても守りの強さというのを実感したゲームでもあった。
難しいワンバンを平然と捕球してくれる大山のあの安定感も、伊藤将司のフィールディングも、随所にシーズン中やり通してきたことがこの試合でもできた。
あと、木浪がそこにいるっていうポジショニングも。

そして今日もリリーフ陣の継投、何よりブルワーを指名した岡田監督と、ブルワーの松山斬りがしびれた!
ピンチの場面で出てくる代打松山の嫌さったらなかったけど、ブルワーは知らんのやった!高めの空振り三振最高!

桐敷温存できて、心残りはJ.BOYが聴けなかったことぐらい!(笑)

岩崎今日もありがとう!!

ナイスゲーム!

[今日のノイジー]

初回先頭菊池が三塁線のヒットのシーン。
ちょうどそのとき私、カープのビジター席前を歩きながらノイジーの守備を見ていたのだけど、ファウルゾーンのクッションボールを無駄なく処理したと思ったら、ノーバンのものすごいボール2塁へ投げてた。アウトにはできなかったもののこれにはカープファンが「肩えっぐ!ノイジーの肩えぐっ!!」って驚愕しててめちゃふふん!ってなった。
首とれるぐらいうん!うん!って頷いておきました!

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