〈8/25 巨人 1-8 阪神(東京ドーム)〉
勝:村上
敗:戸郷
3回表。先発戸郷からの森下の先制2ランホームランはチームに勢いをもたらすのに十分だった。
…なんてな、その裏、エラーがあってすぐ1点返されてな、満塁のピンチになっちゃってな、てへへ。ではそのてへへのところを。(ピンチのところな)
一死2塁、長野のショートへのゴロは球足速く難しいボールだったが木浪はきっちり捕ってすぐサードの佐藤輝明へ転送。
タイミングはアウトだったように見えたが、タッチを慌てた佐藤輝明がボールを逸らしランナーが生還し1点。というわけなので最初の勢いうんぬんは取り消し!
打ち取ったと思っていたであろう村上には気の毒な1点だった。
しかし村上はこのあと満塁という場面に遭遇しても弱いところは見せなかった。
活躍が続き規定投球回数も見えてくると、ちょっとは守りに入る心境は生まれてこないのだろうかと思ったりするけど、今の村上はいい意味で余裕がある。
「7回完全」試合をやったあの日は、「リードは坂本さんに任せっぱなしだった。今でも必死だけれどリードの意図を考えられるようになった」と、自身の変化を伝えるリポートがあった。
ベンチへ戻ってもこのバッテリーのコミュニケーションが絶えることはない。
めちゃめちゃいいコンビだと思う。
で、二死満塁で坂本勇人を見逃し三振に仕留めると、村上は吠え、そのままの勢いでマウンドを降りたが、坂本は…アウトカウント間違えてた??村上が「えっ?」という表情を見せ戸惑っている。
ここは、センターからのカメラの映像で、バッテリー二人が揃ってベンチへと身を翻すシーンで最高!ってなるやつなのに、それ見るのがたまらん大好物なのに、なんではしご外すかな坂本よ。(バッターも坂本でややこし)
まぁでも本当によく耐えてくれた。
そんな村上のことを見守っている熱心なタイガースファンがいた。そのファンはあろうことか、自分の思い通りにチームを動かせる。
村上の防御率を毎日見ていると言い、タイトルを取らせてやりたいと考えている。
ファンの名は岡田彰布という―
冗談はさておき、タイトルは、もちろん一番は選手の努力による成果なのだが、監督の裁量にも大きく左右されるもの。
それをアシストしてくれるというのだからこんなに心強いことはないし、村上自身のモチベーションにもなるだろう。
要するにファンの立場でも監督の立場でもどっちでも岡田監督が得をする(笑)
そんな村上は最大限に広がったピンチを抑えたぞ。
テルは打って返すのみ。
4回の3ベースは坂本のタイムリーヒットを呼び、5回には2ベースの送球間のプラスワン走塁まで光った2点タイムリー!
よくできました!!
近本には2戦連続となるホームランまで飛び出して、村上の先発登板を援護した。
また、勝手に打ってると言われる(笑)
マジックナンバーは22。
[今日のノイジー]
終わってみれば先発野手全員安打。
取り残されなくてよかったー!
(タイムリー打ったって素直に書いたれよ…)