オープニングからエンディングまで!楽しかった村上頌樹甲子園初勝利!

〈6/29 阪神 8-0 中日(甲子園)〉

勝:村上
敗:松葉

サンテレビボックス席のオープニングというのは、その日の試合のキーマンとなるような選手を映していて、わずか30秒だけれども、中継のスタッフさんたちのその日の軸となる意志表明のような、結構思い入れのある30秒なんだって、現場で汗をかいているディレクターさんから教えてもらって以来、ちゃんと注目するようになっている。

こんなところの日記を読んでるような(マニアな)方々にはぜひともそういう目でオープニングを見てもらえたら、試合終了まで(たとえどんな試合でもそこそこ)楽しめるのでおすすめです。

そんな注目のオープニングの一番手に、坂本誠志郎!
おおおおお!今日はそういう視点か!サンテレビもなかなかしぶいなと!もしかしてスタッフさんたちの中に坂本推しがいるのか!?仲良くしたい!
とドキドキしたのも束の間、
坂本、大山、中野、なべりょ、木浪、ノイジー、近本、右京さん、、スタメン野手全員やったわ…そ、そうやな、突然「坂本で行こう!」っていくらなんでもならんわな…全員やな…
それもちゃんとポジション順に、2(キャッチャー)、3(ファースト)、4(セカンド)…って律儀に並んでる。オーダー知らなくても守備位置わかるようになってたで…本棚も巻数順に綺麗に並べるタイプの人なんやろな。

というわけで、野手の奮起がサンテレビによって促された試合、打ったなー!坂本誠志郎以外スタメン野手全員が!(坂本ぉ)

中野は、5打数4安打!
[今日のノイジー]も、マルチ!初回の1点はエラーだったものの、口火を切るいい仕事!
4番大山にも打点がついて、木浪は3出塁!
なべりょは、移籍後初の甲子園でのホームランと猛打賞!
村上が、なべりょのHRになぜか頭を抱えて「オーマイガー!」って斬新な歓喜の表現してたと思ったのは、頭打ったからか(笑)

村上が本当に素晴らしいピッチングだった。
交流戦後、中15日としっかり休みをもらっての久しぶりのマウンド。このローテ再編のタイミングで、実質1年目の村上の疲労も考慮したのだろう。
終盤まで球威は落ちなかったから、村上自身しっかり体力を回復させいい調整をしたのだと証明してみせたから、これは首脳陣も嬉しいはず。

圧巻だったのが、やっぱりこれに尽きる。7回の二死満塁のピンチでのピッチング。
5点のリードがあったとはいえ、球数も100の数字が近づく苦しいとき。
しかし村上と坂本のバッテリーはここで一歩も引かず、そして村上もギアを一段上げての真正面からの直球勝負。
カウント2-2、インローのストレートがわずかにボールの判定。スタンドも大きく反応。
さぁフルカウント。球場中から拍手が沸き、村上の背中を押した!行け!坂本のミットがド真ん中で待ってる!
腕を振って投げたのはやはりストレート。
打者 後藤俊太が打ち返すも球威に押され、打球はセカンドゴロ。中野が処理して、1点も失うこともなくこのピンチを乗り切った。
甲子園の大きな大きな拍手と歓声が村上を包んだ。
球速表示の149キロより遥かに勢いを感じるあのボールはなんだろう。
真っ向勝負というけれど、ストライク欲しさに投げていたのではきっと打ち取れなかった。
村上の強さを見た。これはきっとシーズンを通しても記憶に残る。圧巻のシーンだった。

なかなか勝ちに恵まれなかった村上が、約1ヵ月ぶりの勝利投手に。甲子園では初勝利だ。おめでとう!
チームは6カードぶりのカード勝ち越し。(なっが!)

みんなで気分よく東京へ!行ってらっしゃーい!

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