〈6/11 日ハム 0-1 阪神(エスコンフィールド)〉
勝:才木
S:湯浅
敗:北山
残塁の数だけ強くなれる―
それっぽく言ってみました。
いやほんま、才木も、ファンも確実に強くなってる(苦笑い)
2回に1点を先制。
そこから、10個もの四死球をもらうなど、ランナーだけは溜めてみるが、ただ溜めてみただけでリリース。
あの、その、ランナーを還してなんぼっていうのが野球なんだが、もしかしたら違うゲームしてる?
勝ってるのに、次の得点ができないことで、ちっとも勝ってる気がしない。
むしろ、いつ反撃くらってしまうのかずっとビビって見てた。
なんせ相手方のチームには、連日の活躍を見せている我らが江越大賀様がいらっしゃる。
しかし、こちらにはその江越の代わりにやってきてくれた渡邉諒がいる。
この3連戦では、江越のタオルを掲げてるタイガースファンがいる一方で、渡邉諒のタオルを掲げているファイターズファンがいる。
二人に活躍して欲しいのはファンの偽らざる気持ちだ。
江越の活躍は十分見せてもらったからね。
…というところでの、渡邉諒のタイムリーは嬉しかったぁ!
恩返しやり返したった!
ヒーインのあと、タイガースファンに向けてお辞儀したあと、ファイターズファンのいる方へも帽子をとって挨拶してたの、ジーンとした。
ヒーローになった渡邉自身も江越のこのカードでの活躍をプレッシャーに感じながら打席に入っていたというから、誰より他人事ではないのだよな。
渡邉諒は、不振の佐藤輝明に代わってサードの守備でスタメン出場。
江越のことも、佐藤輝明とのレギュラー争いも、渡邉諒の置かれた環境は結構厳しい。
結果が出てよかった。
ま、でも本人も口にしたように、あと2回のチャンスで打ててなかったのは、そのとおり。
応援しがいのある選手だ(笑)
この日のタイガースの残塁は13。
才木が本当に辛抱強くゲームを作ってくれた。それもゼロで。
最初の方はね、野手がどんどん出塁してくれるから、きっと打線の援護がある日だ、って思うよな。
それがな、いくら待ってもそんな日はこないのだよ。
積み重なる残塁の数に比例して、才木の心は強くなっていった。
私も、次こそ、よし今こそ、って見てたよ。でも途中で気づいたんだ。そんな打線より、投手陣に全ての祈りを捧げようと。かしこい。
一応擁護しとくと、阪神ちゃんも打てなくて黙ってたわけじゃない。
近本二つ、植田、梅野が盗塁を決めるなど、最後まで攻めの姿勢を崩さず、また、ボール球へ手を出さないチームとしての策もあった。
たった4安打しか出なかったことを除いては満足してる。(そのたった4安打が大問題なのだが)
その4安打打線で(何回言うねん)、投げた才木、岩崎、そして湯浅がすごい。
岡田監督は、仙台でサヨナラ被弾した湯浅をまたクローザーで使ったね。そうこなくては。
湯浅は2人のランナーを出してしまうが、最後はピッチャーゴロに打ち取ってゲームを締めた。
一塁への送球、固いように見えたのでドキドキさせられたけどね(笑)
これでチームの連敗はストップ。長く感じた9連戦も一旦お疲れ様。
遠征から戻って甲子園でのゲームだ。
いいゲーム見せてな!
サトテル頑張れ!
[今日のノイジー]
打席でつぶやいてたの、あれ、なんて!?