佐々木朗希から白星!才木圧巻の完封勝利!

〈6/4 阪神 2-0 ロッテ(甲子園)〉

勝:才木
敗:佐々木朗

佐々木朗希が甲子園で投げるっていうだけでテンション上がるのに、その相手が才木だってんで、多分今年一番瞬きせずにテレビを観たと思う。目がシバシバだ。

2人とも抜群のピッチングで、試合がものすごい速さで進んでく。
5回終わりまでヒットは両チーム合わせてもロッテ・ポランコの内野安打1本のみ。

投手戦って、得てして貧打の裏返しであることも多いのだけど、今日は「ザ・投手戦」
打てるかこんなん!って両方に言いながら、それでも楽しくて仕方なかった。
日本を代表するピッチャーに才木が互角、いやそれ以上のピッチングをしてみせているのだ。

その才木をリードしたのが、梅野。
投球パターンも変え、早打ちのロッテ打線を手玉に取って、テンポよく才木に投げさせた。

打線はというと、5回まではどうにかして球数を投げさせたいという意図が明快で、低めは捨ててよしのミーティング通り。
そして今年のタイガース打線は四球をとれる打線。
今年初めての今岡コーチによる円陣が組まれた直後の6回裏、先頭の中野が四球で出塁。
佐々木朗希のワンバンをキャッチャーの佐藤都志也が弾く間に中野は盗塁成功、2塁へ。
ノイジーは空振り三振だったがそのあと大山の打席で、またワンバンが逸れた。
ノーヒットでランナーが3塁にいるという状況が出来て、ワンバンを投げ切れなくなったところで、大山が次の浮いたフォークをおっつけ、この日佐々木朗希からの初ヒットで初タイムリーとした。
ここらへんは、キャッチャーの差が出たと言ってしまっていいところ。

佐々木朗希はこの回で降板。
7回裏変わったピッチャー八木の代わりばなファーストストライクを梅野がホームラン!
梅野はこれが今季1号。リードとバッティングの両面で才木を引っ張った。

佐々木朗希の球数が6回で100球を超えたのに対し、才木は8回が終わった時点で84球。無失点。
マダックス達成が見えてきたところで、記録達成には、100球「未満」なのか「以下」なのか今さらの確認。「100球未満」だった。99球でなければならない。

ところが9回はヒットで繋がれ、二死2,3塁のピンチに。
マダックスどころか完投もヤキモキしたが、終わってみれば、101球の完封勝利。
記録は惜しかったけど、佐々木と投げ合っての堂々の完封勝利だ。

これが本当にタイガースがやった野球なのだろうか!?

お立ち台では、横に並ぶ大山さんと梅野さんのおかげだと楽しそうに笑う弟分。
ファミリーデーの、いい日曜日だった。

[今日のノイジー]

ファインプレーにヒットを阻まれ、ヘルメットをワンバン。(ちゃんと手に戻ってきたw)

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