木浪プロ初サヨナラ打で6点差跳ね返したルーズヴェルトゲーム!

〈5/3 阪神 8x-7 中日(甲子園)〉

勝:K.ケラー
敗:R.マルティネス

マルティネスに負けがついたのって今季初めてだったんだね。
あんなにとっ散らかってたケラーさんが今季初の勝利投手に。(笑)


GW唯一の楽しみのため、早めに家を出ました!
人出が多いと各地での様子が話題になる中、ある意味甲子園は安定・安心の人出。満員(笑)
野球日和に家族連れの姿も多く、今年もやってきた『こどもまつり』は楽しかった!

選手名とポジションを1番から9番まで堂々と言えるスタメン発表のキッズに今年も感動したり、お立ち台のインタビューは何が飛び出すかわからない楽しみもあり…
「どうしたら中野選手になれますか?」と木浪に聞く男の子。
「わたしは東京に住んでいますが、阪神タイガースの応援のため、関西の中学を受験します」と宣言する女の子。
私の中では伝説になってる『ピノ』インタビューに並ぶ、今年も素晴らしいインタビューでした。
しかし、せっかく招待して準備してくれてるのだから、負けたってインタビューしてほしいぞ。
「なんで負けたんですか?」って純粋そのものの潤んだ瞳で聞いてほしい。
あ、勝った日にそんな想像もイヤミもいらんかった。

さて!
4時間16分!長い!負けてる時間の方が長い!(笑)
先発西勇輝が、2回に大崩れ。
まるでバッティングマシーンのように連打を浴び6点を失う。(どしたどした)
前夜、3点ビハインドを返せなかった打線が、6点返せると思う!?
しばらくうなだれていたのは、容赦なく照り付ける日射しのせいだけではなかった。

でもこの裏、2点をまず返せたということがこのあとのゲーム展開に大きく作用した。
「打ち合いになる」―
きっと多くのタイガースファンが希望を込めてそう思っただろう。
満員の甲子園の雰囲気も手伝った。
西のあと3回、4回の2イニングを投げた富田蓮のピッチングがまたその希望をさらに大きくした。

勝利投手の権利かかる涌井の5回裏、先頭の中野に長打、センター岡林のファンブルもあり3塁まで進むと、不調気味のノイジーがショートゴロ、それでも1点を返したバッティングは讃えておきたい。
そして大山・佐藤輝の連打でさらに1点。

涌井は勝利投手の権利こそ手にしたものの、球数も96、続投は危険とみた中日ベンチは継投に入った。
6回裏、ピッチャーは砂田に代わったが、一度温まった打線はそう簡単には冷えない。なんたって甲子園のファンがアツアツなのだ。
全部の塁を埋めての大山のタイムリーヒットでついに6-6同点!

でもまだ一波乱。
9回表勝ち越しを許してしまう。

裏は抑えのマルティネス。
ちょっとマズイという気がしないでもなかったけど、先頭大山がその不安を打ち消してくれた。
2ベースヒット!6回の同点タイムリーと同じぐらい叫んだよ。

そして次は佐藤輝明!

空がタイガースの未来を照らしてる!
中日ベンチが見守る中、セカンド福永が後逸エラー。
大山がホームへ還ってきた!
7-7同点!
まじか!!

ノーアウトでランナーが塁上にいるというこの状況に、甲子園は近年聞いたことのないような大歓声と熱量を発散。ボルテージは最高潮に。
あとは「誰が」決めるのか。
代打原口はレフトへのヒットで出塁。
無死1,3塁、梅野はフォアボールで後ろへ繋いだ。
無死満塁で木浪。
大チャンスでもあるがフォースアウトになってしまう危険もはらんでおり、、
ええい!!打ってまえ木浪ー!!

ギャー!!!!
打ったーー!!
わちゃわちゃ!!
ヒーローになった木浪はプロ初のサヨナラ打!!
「すかして野球をしたくない」と言ってた木浪は当然喜びを隠すことはなく、青森から駆け付けたというご両親の前で満面の笑みを見せた。

中日投手陣や守備に助けられてしまった要素は多々あったけれど、それでも全員で抜くことなく奪い取った、素晴らしい勝利。

熱い熱いゲームをありがとう!!

[今日のノイジー]


ファウル!

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