〈8/27 中日 1-5 阪神(バンテリンドーム)〉
勝:藤浪
敗:小笠原
抹消された翌日に、大山のコロナ陽性で1日で再登録されたロハスだが、大山が戻ってきてもスタメンで出場して今日も先制のタイムリーを打っているという事実。
ロハスの生命力というか底力というか、強運?
とりあえず、日頃の行いって大事なんやなってシミジミ思う。
さて試合。
大山は今日もライトでスタメンだった。
佐藤輝明のセカンドはなかったけど、藤浪が7回まで投げてくれたからなのかもしれない。
昨日さんざん文句を垂れたので今日はもうやめとこう。
納得してへんけど。
初回の失点が多いという小笠原から3点を先取。
ビシエドのミス(記録はヒット)で出塁した先頭中野は、小笠原に何度もけん制をさせリズムを奪った。
2番近本がヒットを放ち、先にも書いたロハスのタイムリー。
流れるように得点して、さらに大山がショートへのタイムリー内野安打。
二死1,3塁から山本が叩きつけるようなバッティング、大きく跳ねたボールはホームへもファーストへも投げられない、これもタイムリー内野安打となった。
中日の守備のあともう一歩というどん詰まりのラッキーな打球が多かったが、今のタイガースにできることを最低限やり切った結果だった。
この3点で気も楽になったと野手への感謝を口にした藤浪だったが、このあと全く音無しだったから、言葉通りには受け取れない。
ひとえに藤浪の頑張りによるものだ(笑)
7回裏、併殺取れずのランナーを背負いながらのピッチングだったが動じることなくバッターへ向かい、2アウトからの代打三好に対しては、渾身のストレートで3球三振。
投げた勢いのままガッツポーズをして「よっしゃー!」と吠えた藤浪、その藤浪を指差しして讃える梅野の二人が最高にかっこよかった。
ヒーローインタビューでは、明日投げる後輩へのエールも忘れない。
「温かい声援で応援してあげてください」
「温かい」という表現に、温かくない叱咤にも耐えた藤浪のらしさと優しさが見える。
いい先輩に続こうな!
さぁプロ初先発。森木行けー!