〈7/22 阪神 6-3 DeNA(甲子園)〉
勝:青柳
敗:坂本
途中加入のロドリゲスが今日一軍に。
7回裏一死1,3塁、代打で登場すると、一走梅野が盗塁。2,3塁となって前進守備のライト頭上を越す2点タイムリー2ベースヒットを放った。
打った塁上のロドリゲスに笑顔はなかったが、そのことがこの打席の重さを感じさせた。
二度目の来日、シーズン途中の加入は誰だって簡単なことではない。
梅野の盗塁は、ロドリゲスを大いに助け、チームとしてロドリゲスを歓迎することをロドリゲスに示した、とても意味あるものだった。
ホームを踏んだ梅野が、塁上のロドリゲスに笑顔でガッツポーズをする。ベンチのみんなは「ボール!ボール!」とタイガース初ヒットのボール回収に精を出す。
この日、ずっとロドリゲスにくっついて話し相手になってくれたロハスもね、ほんとみんないいやつ。
お立ち台に上がってもカチコチなロドリゲスだったが、そのうちすぐにアイツらがやわらかくしてくれるだろう(笑)
先発青柳さんは、序盤から球数投げさせられ苦しいピッチングだったが、4回のソロ1本のみでピンチをしのいだ。
青柳さんをかっこいいと思うのは、ガンガン投げて0点で抑えこんじゃうってときももちろんだが、見るからにしんどそうで苦しくて、でもなんとか粘って耐えてるときに特に思う。
今日本当にかっこよかった。
ロドリゲスも言ったように「蒸し暑い」夏の夜。この湿度が容赦なくマウンドの青柳さんの体力と気力をはぎ取ろうとする。
でも負けない。
投手の勝ち星は打線に左右されると言うけれど、単なる運だけで出遅れて11勝もできるだろうか?
青柳さん、本当にかっこいい。(めっちゃ言ってまう)
“早上がり”の青柳さんに代わって7回のマウンドに上がったのは、広島で西の勝ちを消してしまい涙をこらえていた浜地だ。
あの広島での浜地の表情を、サンテレビは出来るだけ逃さず視聴者へ届けた。いつもこういう場面では、現場の皆さんには葛藤があるという。
だから今日、浜地がリベンジ登板したのを祈るように撮っていたはず。やり返してほしいと。
浜地が3人目から空振三振を奪ってグラブを叩くのを、サンテレビの中継で見られてよかった。
中継車の中ではそれこそ手を叩いて喜んだりしたのかなぁなんて想像してる。
浜地いい笑顔だった。
使ってくれた矢野監督にも感謝。
さてそんないい一日にしてくれたのは、大山とサトテル!
「アベック」なんて野球以外ではもう聞かれなくなったけど、これこそ完璧なザ・アベックアーチだった!
この二人が打てばこうなるっていう、タイガースのシナリオには昨年から書いてあることなのだけど、右と左のホームランバッターが揃って甲子園でアーチを描くのって、ああもう!こういうときにビールなんやろなー!!くぅー!(飲めない)
で、最後は、ファースト板山の横っ飛びファインプレーで幕をとじたのだが、これ9回の守備だけ入った選手のプレーとは思えないぐらいのビッグプレーだったのですけど!勝ってわちゃわちゃして振り返りがあまりできていないようなので書いておきます。
ナイスゲーム!