〈5/24 阪神 1-0 楽天(甲子園)〉
勝:西勇
S:岩崎
敗:田中将
マー君が9年ぶりの甲子園。
その2013年の5月28日ってどんなんだっけかなーって古い日記をめくってみたら、私は雨の中観戦してました。
「雨女って、雨で中止にはしないのよ。
雨の中、観戦する女のことよ!」
…なに言ってんでしょうね。
それに、何対何だったのかとか何も書いてないんです。でも他の日には書いてある。どうやら負けた日には勝敗スコアは書かないということをやってますね。ひねくれてますね。
あの日のマー君は勝敗つかずだったが、この年は24勝0敗1Sという驚異的な数字を残し、楽天は星野仙一監督のもと球団創設初の日本一に輝いた。
翌年、海を渡りニューヨーク・ヤンキースへ。
そんなマー君が甲子園でまた投げているのだ。かなり胸熱だというのに、メディアは今日の見どころを「モノノフ対決」という。それで片づけていいのかと。
絶対負けんなよサトテル!(一番煽ってる)
だが、サトテルはノーヒット。(気にしてる)
その前の3番を打つマルテもノーヒット。
一死1,3塁の初回…無死3塁の4回…
クリーンアップとは…
先発西勇輝も球数がかさみ、一方マー君はランナーを出しても後続を断つピッチング。ギアチェンジをこともなげにやっている様子が敵ながらあっぱれで、それでいてやっぱり歯がゆい。
だが勝った。
6回表のレフト大山のビッグプレーは勇気をもらったし、流れを変えたプレーだった。
レフトフェンス際の難しいところ、フェンスに身体を打ちつけ、そしてお尻から落ちた。
二度も衝撃がありながら、グラブからボールがこぼれることはなかった。
同じような中野の4回のレフトへの飛球に西川が捕れなかったことも、あのあたりの捕球がいかに難しいかと思わされたあとだけに、大山のプレーは際立った。
そして大山は守備で魅せてくれたあと、マー君後悔のスライダーを弾き返しタイムリーヒットで両チーム唯一の得点をスコアボードに刻んだ。
中野が出塁していたことも、盗塁を決めていたことも書いておきたい。中野がよく試合を動かしてくれていた。
で、1点とったらあとはお決まりのようにまた沈黙する打線。
渡邉、アルカンタラ、湯浅、岩崎の4人は無失点リレーをしてくれたが、いい加減どう思ってるだろう。気にすんな!なんてそんな虫のいいことはないよね…きっとね。
すまんな…
“なべじい”こと渡邉がしっかり勝ちのワンポイントで機能してくれているのは大きい。
7回表、二死2,3塁で浅村などという、無慈悲なシチュエーションがあったが、この回から糸井に代わってライトの守備に入っていた島田海吏が島田ならではの猛チャージで「ライトフライ」にしてくれた。
この守備も大きかった。
もしかしてこれが「守り勝つ野球」…!
いや、打ってないだけですねー。
明日はもうちょっと楽な展開を!
[今日のマルテ]
はい。最後のはマルテに言ってるよ!