連敗サヨナラ!

〈5/5 阪神 3x-2 ヤクルト(甲子園)〉

勝:岩崎
敗:大西

あぁ、不満さ。なにが不満って、先発のガンケルに勝ちをつけてやれなかったからさ。
あの初回の失点は一体なんだい?
1番塩見のショートゴロを中野がファンブル。さらには梅野までもがボールが手につかず、塩見に盗塁を許した。わかっているさ、投げてたって刺せたかどうかは微妙だってことはね。
そして2番青木はきっちり進塁打、3番山田哲人犠牲フライで1点。
いくらガンケルの自責にはならないって言ったって、なんの詫びにもならないさ。
ゼロ行進を続ける連敗中に初回に失点。実に気の滅入る立ち上がりだったね。

一死満塁で得点できなかった2回裏。
そんなことだから3回表には追加点を許す。振り返り思うのさ。運もない。

勝てたのにブツブツ言うなと?
ほっといてくれ。
今終わるところだ。(終わるんかい)

3回裏の佐藤輝明のタイムリーヒットで、21イニングぶりに得点し、5回裏には、ロハスが二死満塁から四球を選び押し出しで同点。

延長戦も頭をよぎる9回裏。
先頭近本は猛打賞となる3本目のヒットで出塁。
中野がしっかり送ったところで、3番佐藤輝明は申告敬遠。
4番の前の打者が敬遠される―
これは屈辱だった。

3回裏に話を戻す。あと少し!というセンターフライに倒れた大山がベンチで悔しがって二度足を踏み鳴らした。カメラのあるところで見せた大山の珍しい行動だった。
悔しい想いがありながらの9回のサヨナラのチャンスの場面での申告敬遠だ。
冷静さを欠いてもおかしくないのだが、サードゴロに打ち取られた大山が見せたのは、いつもしている1塁への全力疾走。

満塁策を取らせた代打糸井という存在も、二死満塁で打席に立った山本の集中力も、満員の圧倒的な観衆の圧力も、全部、サヨナラの押し出しに繋がっているのだけど、試合を終わらせなかった大山の全力疾走がなければ、このあと延長戦でどうなっていたかわからない。

大山はまたやってくれる。
そう信じられる4番がいるだけで、まだまだこのチーム捨てたもんじゃないと思うのだけど、ねぇ、ガンケル先生どうでしょう?
え?まだまだ?

…せやな。(笑)

浜地!最高の火消しありがとう!

Bookmark the permalink.

コメントは受け付けていません。