西純矢でキラキラ6連勝!

〈5/1 巨人 1-8 阪神(東京ドーム)〉

勝:西純
敗:高橋

初回、ランナーを2人背負いながらも無失点で切り抜けた今季初先発の西純矢が、グラブを叩いて吠えた。この場面だけではなくて、ずっとこんな感じ。抑えるたびに吠え、味方が打てばベンチで大はしゃぎ。
2回裏にウォーカーからソロホームラン浴びたときも悔しい感情を見せていた。
ま、ここまでならまぁあるかな、と思うのだけど、自身の第一打席がセンターフライに終わったときに、舌を出していたのを見て、そうくるか!と笑ってしまった。
ピッチャーだからね、あと少しだったなーみたいなの、なくて大丈夫ですよ!って言ってあげたいけど、ピッチャーだってバットを持って打席に入るのだから、“その気”なのだよね。
なんだかずっと楽しそうで、見ているこちらも楽しくなる。

ベンチに戻って福原コーチに横付けされて話を聞くときも、汗が光って、「ハイ!」の声まで聞こえてきそうなぐらい初々しくて、あぁ、福原投手もこんなときあったのになぁ…ってそれはええか。

ピッチングが表情を作るのか、表情がピッチングを作るのか、どちらもきっとあるのかな。
ダメなときは思い出そう。

そして西純矢は、よい影響を自分だけではなく、チームにももたらした。
ま、あんないいピッチングされてノらないやつってウソだな。

7回91球。まだいけたかもしれないけど、追加点が欲しかった8回表、打順が回ってきたため交代。
ここまでよくぞやってくれた!3安打8奪三振!

その西純矢の代打は、一死満塁の糸井さん。
決して簡単なボールじゃないように見えたんだけど、うまく拾ってまるでそういうゲームみたいに、センター前へ落とした。これは技あり。すごい。糸井さんこんなんもできるん!
糸井といえば、糸原もナイスバッティン!チャンス大好き男、戻ってきた!(笑)

そして、近本が四球を選んでまたの一死満塁から、山本がレフトへのタイムリーで1-6とした。

さすがにここで勝負はついた気がするなぁって思っていたけど、9回にも島田と近本の連打で得点し、ダメを押した。

なんとか流れを止めようと、原監督は細切れにピッチャーを代えてくるけど、タイガースが誇る鈍感なアイツらには通用しなかった(笑)

梅野のリードで自分のピッチングができたと白い歯を見せる西純矢。
梅野は、リードだけではなくバットでも西純矢をアシストした。

首位巨人に全部勝って、これで6連勝か。
あの頃の私が聞いたら信じるだろうか。信じられないね。だって西純矢のあのキラキラの笑顔は夢に見るたぐいのやつだもんな。
だけど現実に起こってる出来事だ。
借金がまだ10もあることも一緒に覚えておこう(笑)

さぁ!次行こう!

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