〈4/1 巨人 6-5 阪神(東京ドーム)〉
勝:菅野
S:大勢
敗:藤浪
「気持ちを感じない」「『気』が出ている感じがしない」
これは、4回の守備からベンチへ下げた中野の、その理由として矢野監督がメディアに語った言葉だが、言わない方がよかった。
代えられた理由が「ヘタだ」というなら、一定の基準もあるかと思うけど、「気持ちが」と言われると客観的要素には欠ける。
もちろん、近くで見ている矢野監督だからこそ感じる部分もあるだろうし、技術面以外でも気持ちは確かに大切な部分だ。
だからこそ、言わない方がよかった、と私は思う。
技術面や結果で指摘されることであれば受け入れられるのではと思うけど、気持ちと言われると、素直にはなれない気がする。
プロなら代えられた理由は自分で分かると思う。分からないなら考えると思う。黙って交代させればよいのだ。
矢野監督は、相手がプロの野球選手だということを忘れてしまうときがあるように思う。
ところでそもそもだけど、中野はコンディション良くなさそう。
選手交代は何にも恐れずやってほしい。
さて。
これで7連敗になったわけだが。
4回6失点の藤浪のあとを投げた、石井、浜地、桐敷、小野の4人の無失点リレー。この4人にはちょっと泣けた。6点差での登板というシチュエーションに関わらず、自分の投球を尽くしてくれた。
イトイトやキナチカで得点できたのは、この投手陣のおかげだったのではなかったかと。
そして9回2アウト、それもカウント2-2の「あと1球」という場面から、大山がドラ1ルーキー大勢からファウルで粘って8球目をレフトスタンドへ2ランホームラン。
巨人ベンチを焦らすことはできたはず。
どうせなら逆転できれば良かったんだろうけど、そんな贅沢言うほど厚かましくはないのであった。(連敗中のメンタル)
[今日のマルテ]
足の張りがあったとのことで、5回の守備から交代。