〈10/14 巨人 0-3 阪神(東京ドーム)〉
勝:岩崎
S:スアレス
敗:ビエイラ
今、試合見終わってすぐ。
ヒーローインタビューの板山がね、とてもとてもよかったのだよ。
サングラスかけたままなのに、泣き出しそうなのを堪えているようにみえて、ハキハキした口調もカモフラージュになってなくて、テレビの前で私も一緒にとにかく堪えた。
昨日13日の公示で板山の名前を久しぶりに見た。開幕戦にはあったその名前も5月に抹消されて以来板山は昨日までずっとファームで調整を続けてきた。
見ない間に身体が大きくなってる。以前はアゴがもっと尖ってたような気がする(笑)
7回表、代走で出場して、9回表、二死1,2塁の場面。
糸井も残っていたのに代打は出されずそのまま打席へ。
板山が最後のバッターならこのゲームの勝利はなくなり、引き分けか負けか。
2球をファウル。すぐに追い込まれた。しかし「あと1球」のところの3球目、甘くなったビエイラの変化球を完璧にとらえた。
打球は、ライトスタンドのフェンス、本当にあとわずかでホームランというところだったが、これが遠かった1点。ようやく。
ベンチでは先発の高橋遥人が両手をあげて笑顔になった。
そして続く木浪、二死2,3塁から2点タイムリー2ベース!
板山の「あと少しで3ラン」だったのを帳尻合わせてくれた。
木浪も多くはないチャンスをモノにしたいと集中している選手の一人だ。
今日もチャンスは幾度となくあった。
しかし今日も点にならずストレスの溜まるゲーム展開だった。
7回を無失点。11奪三振、許した安打はたったの1。高橋の好投。
それから岩崎、スアレスもノーヒットでの無失点リレーを。
もし勝てなかったら…と思うと、私は悔しくて舌を噛んでしまったかもしれない。(うそ)
遥人、ナイスピッチ!勝ちつけてあげたかった!ごめんな!でも全国2億のタイガースファンはあなたの勝ちだと思っているよ。
スア様は呉昇桓に並ぶ41セーブ。ありがとう!
中野と近本が塁に出てくれているのも頼もしい。
最後にほんとほんと!板山!木浪!ナイスバッティン!!
[今日のマルテ]
試合後のレフトスタンド前での挨拶のあと、今日もベンチだった大山と、並んで帰ってきてる二人。
マルテがとにかく大山になついている。
「頼むよ、4番早く戻ってきてくれよ」
そんなふうに言っているに違いない。