優勝を決めた2軍は、甲子園でのデーゲーム。
今季限りで引退する俊介の引退セレモニーと、桑原のラスト登板があった。
暑いほどのいいお天気に恵まれ、なにより、ファンが観に行けたというのは良かった。
俊介!桑原!おつかれさまでした。
〈9/25 巨人 0-3 阪神(東京ドーム)〉
勝:高橋
敗:菅野
楽しかった!!遥人!!
150キロ超もあったストレートは低めに伸び、カーブとそれからスライダーが効いてた。
テレビ画面に「三振」の赤い文字がどんどん増えてく。
あの坂本勇人が遥人のスライダーに空振り三振し体勢を崩され尻もちをつくなんてどういうことだろうか。
打席に入った菅野は、見逃し三振して笑っていた。あれは無理だと。
堂々と投げているようでいて、1球ごとに帽子を触って、丸めた手の中に息を吹き、顔を触って、あ、また帽子とった…こんな感じでソワソワと落ち着かない。
表情だってデフォルト不安げだから、投球内容とギャップ在り過ぎて、なんだか色々迷う。
8回まで2安打。セカンドすら踏ませなかった遥人。
まぁ、対菅野に対するタイガースの打線もたいがい。
そんな中訪れた、7回糸原の先制ソロアーチ。
これは嬉しいやろ!と思ってベンチの遥人が映し出されるわけだが、全く何も変わらない。
遥人さん…? 勝利投手の権利が生まれたんですよ…?
そういえば糸原は遥人のときはなぜか援護してくれるね。18日の中日戦では一緒にお立ち台に上がってた。
そして打の方でも遥人。
8回表、レフトへのヒットで出塁。(菅野から奪ったようやくの4本目のヒットが遥人のだったなんて、それはええのか)
ここで菅野大好き近本がこの日2本目のヒット。ええ!
そして、前夜サヨナラ負けを防いだ中野が、タイムリー2ベース!
3塁まで進んでいた遥人は楽々生還。0-3!
遥人から始まる3連打で菅野を降ろした。
一番ワクワクしたのが、9回表のタイガース攻撃中に、遥人がキャッチボールを始めたところ。
完封チャレンジするんだと!
そして一番ドキドキすることになったのが、この完封チャレンジ…の一死満塁という大ピンチ(笑)
結構な感情の揺さぶられ方をして、トドメはヒーローインタビュー。
「1点もあげないで完封したかったんで」
「先に先制点を絶対にあげないぞと思って投げてたんで」
プロの野球選手が「点をあげない」っ?「点をやらない」じゃなくて?
「あげないぞ」。
かーーーあいい!!(//∇//)
チョコレートかマシュマロかそういうのと同列の、点。
これがプロ最多投球128球、13の三振を奪い、プロ初完封勝利を伝統の一戦でやってのけた男の記録だ。
申し訳ない。(笑)
[今日のマルテ]
丸のお尻のポケットが出ているのを直してあげるファーストのマルテ。マルのよしみか。