ハルトケントのお立ち台!

試合のなかった16日、俊介の引退が発表された。
独りだけの入団会見からタテジマで12年間。
ルーキーイヤーは開幕一軍、自身の誕生日にプロ初本塁打、入団当初はいい意味でたくさん予想を裏切ってくれた。
守備がうまくて、足が速くて、長打が打てて。
ただし外野のポジション争いは激しかった。
既にベテランの年齢となっていた昨年2月。俊介は安芸キャンプにいた。後輩の面倒見が良すぎて、逆に心配になったぐらい。
その頃にはもう肩の状態が良くなかったんだな。
引退会見で真っ赤な目で、花束を受け取った俊介。
お疲れ様でした。タイガースに来てくれてありがとう!

〈9/18 阪神 1-0 中日(甲子園)〉

勝:高橋
S:スアレス
敗:大野雄

復帰戦となった前回、4回6失点で降板した高橋遥人。
…って書いてはみたけどまるで遥人だけが全然あかんかったみたいやんか。書き直す。

復帰戦となった前回、味方の数々のやらかしにより4回6失点で降板することになってしまった高橋遥人。
うん。これでよい。

対するは、大野雄大。
試合前には不安しかなかったこの対戦だったが、(案の定打てなかったが)楽しかった!

ぶっちゃけると、私は大野雄大が好きだ。投げっぷりが楽しくて頼もしい。
今日なんかまさにそれで、対するはバッターのはずが、高橋遥人との対戦を楽しんでいるかのように投げる姿にはやっぱり見入ってしまう。

4回裏、一死1,3塁で5番大山に投げた4球目のストレートがボールの判定となった。
少し膝を落として苦笑いした大野。
だがすぐにボールを受け取り、ここから3球全てストレートを投げ込み、大山をファーストへのファウルフライに詰まらせ、続くロハスも打ち取りこの回、無失点で切り抜けた。
カッケー!腹立つー!(笑)

そしてこちらの高橋遥人には、そういう余裕が一切感じられないのがまた好対照でいい(笑)
余裕ないとは言いつつ、今日の遥人の投球は圧巻だった。
7回95球。無四球で10個の三振。被安打は2の無失点。
抜群にコントロールされた糸を引く遥人のストレートが、梅野のミットに吸い込まれていく。
超気持ちいい!!

味方の援護を待ちながらキャッチボールするときも必死で余裕ないのも、そのくせ打席には「ポニョ」で入るのも、全てが高橋遥人の魅力。たまらん!

そして、打の方は猛打賞で遥人を援護した糸原。
6回裏。
先頭近本がライト前ヒットで出塁。
送りバントの策にきっちり決める2番中野。いやこのバントまたちょっと不満だったけどね、木下の肩と、大野雄大からの1点ということを考えると、仕方ないか。
そしてこの仕方ない送りバントの選択が正しいことを、このあとの糸原が証明してしまう。
引っ張って一塁線抜くタイムリー2ベース!
ピカピカの顔して2塁ベース上からベンチに向かってやったぜ!のガッツポーズ。

あとはブルペンの仕事。打線の仕事は終わったの。(スンッ)

8回の岩崎は走者出すものの関係ないって顔して無失点。

9回のスアレスは無死1、2塁のピンチを作ってしまう。
ここからは3番大島、4番ビシエド、5番福留
…正直オワタ/(^o^)\と思ったけど、大島のバントをスアレスが迷いないサード送球でアウトを取ると、そこからはいつものスアレスだった。

329日ぶりの勝利を掴んだ遥人と、大野雄大から打った糸原がお立ち台に上がった。

遥人が「なんとか試合作ろうと思って投げました…ました…」っていちいち、糸原の顔見て笑ってんのなにっ!?(笑)
夕日が照らす二人のヒーロー。
一人はオドオド、一人はニヤニヤ。
このチーム、個性強すぎ(笑)

日記にメッセージ寄せていただいたかにちゃんさん!ありがとうございます!久しぶりに勝った日記が書けました!

[今日のマルテ]

マルテがあかんかったんじゃなくて大野雄大がすごかったの!

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