〈6/30 阪神 2-2 ヤクルト(甲子園)〉
スアレスが、かっこよすぎる。
9回が近づくにつれて、ブルペンでいつものようにアップを始めた。
2-2同点の場面、セーブはつかない場面だったが、スアレスは当然のようにマウンドに上がった。
球団記録の登板連続セーブは14試合で止まったが、打たれて止まったのではないというところが、またかっこいい。
S:スアレス
心の中でつけとく。
先発は、アルカンタラ。
7回途中まで投げて1失点。
試合中には、大雨にも降られた甲子園の真ん中で、時折笑顔を見せながら元気に投げる半袖(半袖)。
アルカンタラ、フィールディングもいいし、何より150キロ超のストレートをガンガン投げ込む姿が楽しい。
単調にならないようにだけバッテリーが気を付けてほしい…ってこれ以上の注文はお門違いな気がしてきた。
野手がもうちょっと点をとってやれば、十分勝利投手になったピッチングだったのだ。
8回表は岩崎。
前進守備を敷いたライト佐藤輝明の頭上を越えられてしまい、2試合連続の失点となったが、試合後の矢野監督は「やられたらやり返すのはやってくれる」と信頼を口にした。
よしよし。その強心臓よろし。
矢野監督の強心臓といえば、7回表、アルカンタラのあとに送った及川という人選だ。
打者は、青木、山田と続く、それも一死2塁の場面だ。
及川がどんどん成長しているとはいえ、これは驚いた。
青木からストレートで見逃し三振を奪ったとき、及川の表情に自信と余裕が見えた。
成長の瞬間を見てしまった。
余談ですが、うちの妹が高校時代に謎に日に日に身長が伸びて、瞬く間に姉の身長を追い抜いてったのですが、夜中に身体からミシミシという音が聞こえるのだそうだ。妹いわく、成長の音。
はっ、なんで及川から脱線してまで、こんなウソかほんとかわからん妹の話を書いてしまったのだろう。
打線はもうちょっと打って欲しかったが、マルテのライトポール直撃のホームランはよかった。
岩崎を救い、チームを負けさせなかった。
「3塁打」とはえらい違いだ。リクエスト制度があってよかった。
判定後、3塁からゆっくりホームへ。
ベンチではラパンパラに飢えたヤツらが主人の帰りを待っている(笑)
それにしてもマルテ、今日はよく当たってた(笑)
[今日のマルテ]
4回表。元山の一塁線の打球がベースに当たって跳ね、あろうことかマルテの頭に当たった。
「痛ぁぁっ!」
あ、これは私の声です。(おまえか)
マルテのことを心配したが、当たったおかげで二走は3塁でストップ。
マルテ、笑顔も見せて最後まで試合出てはったわ…頭…