〈5/2 阪神 7-3 広島(甲子園)〉
勝:ガンケル
敗:野村
5月1日は、降雨ノーゲーム。
5月3日の神宮での試合は、緊急事態宣言に伴う延期が発表されている。
その間に挟まった2日のスタメンボードに、大山の名前がないのは「体の疲れによる休養」とのことだが、きっとこの先もわからないままになるけど説明以上に何かあるんだろうね。
ベンチ入りこそしていたが、この少し長めの休養でしっかりまた元気にプレーする大山が見たい。
さて、こうして「4番」が空いたわけだが、そこにあった名前を見て目を疑った。
サンズやマルテでもなく、スタメン起用の陽川でもなく、「さとうて」。
子どもの日企画のひらがなスタメンボードには、佐藤輝明を意味する名前。
矢野監督は「体験入部」と表現したが、試合前には正直懐疑的な気持ちしかなかった。
チーム好調の流れを変えてしまわないだろうか、佐藤輝明のバッティングに影響するんじゃないだろうか?と。
・・・。
ないんかい!!(笑)
2点ビハインドの5回裏、ノーアウト満塁で打席が回ってきたこの「4番」は、ホームランを打ちやがったのだ。
逆転満塁ホームラン。
誰か佐藤輝明に聞いてきてほしい。
「なんで?」と。
マジでわからん。今目の前で起きたことが、何ひとつ理解できんかった。
満塁で打席が回ってきて、泳いで片手で振ったバットから、ライトスタンドへ飛んでった白いモノ。
あれ何どういうこと!?
前打席で、「落ちる球に対して強引にいかず逆方向に打つスタンスでいけば前で拾える」とサンズからアドバイスをうけたそうだ。
あーなるほど!だからね!…ってならんよ!普通そういうの聞いたからって次の打席ですぐに出来んよ!?相手もプロのピッチャーだからね!しかも英語で聞いて理解できるってどういう…!
この逆転満塁ホームランを待っていたかのように、甲子園に雨が落ちて来た。
天気の神様に野球の神様が「今佐藤輝の満塁の打席」と待ったかけたよね絶対。
何度も言ったことだけど、想像のはるか斜め上を行くこのルーキーが私は怖い!
4番に入っても怖気づく様子などなくこの満塁ホームランの次の打席でも、タイムリーヒットを打った。このタイムリーはゲームの中で貴重な追加点だった。
公式戦初のサードのポジションでも好プレー。逆シングルで捕って1塁ストライク送球!守備でも問題ないどころか全然いける!
…というわけで、ガンケルさん無敗の5勝目をゲットしたのだが、5回3失点、という数字以上に、不定期に降る雨の影響もあったか今日は調子悪くて、3回も4回も5回も1点止まりだったのが不思議なぐらい。5回なんかもう代えてほしかったんじゃなかろか?見てるだけで疲れてくるぐらい明らかにヘロヘロだった。
しかし、代えてもらえず(笑)で、なんとか5回投げ切って、この裏の佐藤輝の逆転満塁ホームランにより、勝ち投手の権利が舞い降りた。最小失点で踏ん張ったご褒美だ。
そして梅野がえらい。こんなガンケルは大変だったと思うけど、投げ出したりせず最後まで気を切らさないようにリードしてくれたおかげ。
佐藤輝明と一緒にヒーローインタビュー受けたのは、近本。
3安打猛打賞で全打席出塁。
ご褒美のハーゲンダッツ、たくさん召し上がってください(笑)
そして、京セラドームでは、能見さんが移籍後初セーブをマーク。
史上初の複数球団での最年長セーブという偉業よりもただ、抑えたときの笑顔のガッツポーズが眩しいと思う。
能見さんかっこいい!
[今日のマルテ]
3回、同点に追いつくタイムリー!…も見事なのですが
全打席出塁、近本に次ぐ貢献度だと思うよ!
死球
中安
中安
四球
四球
(笑)