〈9/3 阪神 4-3 ヤクルト(甲子園)〉
勝:岩貞
S:岩崎
敗:高橋
ディレクターSさんのコラムを読んで以来、サンテレビボックス席のオープニングはちょっと気をつけて観てましてですね。
今日のオープニングは、青色の見える甲子園の空から、次にマウンドの青柳さん。そして雨柳さんタオル。
これは…
「雨やんだから、今日は雨柳さんの出番ないわ!」ってことをお断りしたかったのだろうか。
うん、わかった。
(とりあえず返事)
さて、青柳さん。
序盤はよくわからなかった。抜け球もあるけど抑えてて、まぁこのよくわからないということこそ青柳さんの持ち味でもあるので、それでよかった…のだけど、打者2巡目の4回、突然の連打。
青柳さんのことが苦手で今まで傷つくぐらい避けてきた山田哲人にすら長打を許す。
この回結局同点に追いつかれて、4回裏も5回裏も6回裏も、ウラァァーー!3人で終わっとるーっ!!
それに、中継小幡の好返球で助かったけど、エスコバーのライトへのヒットで一走坂口がホームへ突入。なんとも緩いチャージに加え、ワンバン送球の糸井のプレーは、実はこれを書いてる今も頭にあってちょっと影になって残ってる。
糸井よ、しっかりしろし。
7回表、2-2の同点。二死2,3塁。
山崎、青木と左が続くところで、青柳さんからマウンドを譲り受けたのは、能見さんだった。
1球でピッチャーゴロに打ち取って火消し、と思ったのだけど、左手に打球を受けたのか、足をひねったのか、弾いたボールの処理も出来ず、ベンチへ下がることになってしまった。
明日次第ではあるけれど、処置を終えてまたベンチに戻ってきた姿が見えたので、もうここで試合が終わってもいいと思うぐらい安心した。(終わらなくてよかったけども)
1点を追う7回裏。
ラッキーセブンとはよく言ったもん。
マクガフが、走者のいない1塁へけん制球を投げてしまい、ファースト坂口もベースについていなかったので、ランナー二人が生還してタイガースが逆転した。
これは珍しいプレー。
その前に一走の陽川が盗塁してたんよね。
陽川の存在感…いや、これぞ塁を盗むってことか。マクガフのレーダーには映らなかったのだ。
私は、マクガフより、陽川のほうが面白かった。
あの走者が近本だと、絶対「近本の盗塁技術がうんぬん」言うけど、陽川にはそれはない。微塵もない(笑)
そしてこのプレーで、タイガースは勝ってしまった。
能見さん降板後、予定のなかったマウンドに上がった岩貞に、また勝ちがついた。今季5勝目。この1週間で中継ぎの岩貞が3勝って、どういう…(お察しください)
そして、9回の抑えのマウンドに緊張していたという岩崎。
プロ初セーブ。
岩崎が緊張だと!?って思うけど、お立ち台でもまだ緊張してたと思う。
うっかりガンケルのマネしてしまうお立ち台ジョーク、あの饒舌ぶり…
よほどあの9回のマウンドというのが、人を狂わせるところなのだと、改めて球児の偉大さを振り返る。
勝利投手の岩貞、もはやウイニングボールは貴重でもないのか(笑)、プロ初セーブの岩崎へプレゼント。
岩貞は、また先発で自分のものにする。
[今日のボーア]
やっぱりか!巨人戦に備えとるな!