〈7/18 阪神 8-3 中日(甲子園)〉
勝:西勇
敗:勝野
梅田から、阪神電車に乗って甲子園へ行く―
今まで難しくなかったことが難しくなって、チケットが払い戻しになるたび、そのお金でプリンのひとつも買い、仕方ないことだからと、テレビの前でそれなりに楽しんできた。
梅田の駅で、胸の奥に突然一つの感情が湧き起こった。
ワクワクして、しかもゾクッとするような。
タイガースファンの姿と、出発を待つ特急電車と、駅員さんのアナウンスと…そういうものが一度に目や耳から入ってきたからかもしれない。
駅長室だったところがコンビニになってる。
待ち合わせ時間より早く着いてしまったという、(遅刻魔の)サンテレビの中の人からのLINEに、あぁこの人もなかなか前のめりだな、と電車の中で笑いながら、甲子園駅で再会。
シーズン中はライトスタンドに根っこを生やすヤツの顔見るのも久々だ。(チケットとってくれてありがとう!)
甲子園に来た!
ここから見る空が本当に好きで、いっぱい写真を撮った。
スタンドのお客さんの姿はまばらだけど、グラウンドと空は何も変わってなかった。
世界一の贅沢をした。
好きなものに囲まれた。
(サンテレビオンラインショップで販売中!)
梅雨の合間の風が心地よかった。
甲子園…最高…
それに加えて試合も良かったんだ!
5安打で8得点。
タイガースらしくないと言えば悪口に聞こえるかもしれないが、褒め言葉で使う。
ゴロを転がし、相手の隙を突き、フィルダースチョイスを誘い、スクイズも成功させた。混乱させたところで、外野手の真ん中を割っていく長打で得点を奪って、4番が甲子園上空にアーチをかけた。
な?タイガースらしくない。(笑)
大量援護もあったが、一人で投げ切るつもりで家を出てきたという西のピッチングは丁寧だった。
よほど気合が入っていたんだろう。
キャプテンの糸原もいじってくれたように、野手も味方してくれたのだね(笑)
ただ、一つ。
どうでもよかったのだが、謝罪するというならお立ち台ではなく、別に機会を設けてやってほしかった。
<span style="font-weight:bold;"聖地甲子園のお立ち台は、選ばれたヒーローだけが上がれる特別な場所。
それにふさわしい活躍をしたから西はそこに上がる権利を得たわけで、それ以上でも、それ以下でもない。
ま、あと残り試合で15勝してもらおうか。(ニッコリ)
試合後、会いたかった人たちにも、会えた。
みんな野球が好きな人たち。
コロナウイルスの流行はまだ終わっていないから、次はまたしばらく会えなくなるかもしれない。
また甲子園に来たいから、一つ一つ、行動には気をつけようと、改めて思った。
[今日のボーア]
6回表。ビシエドの1,2塁間抜けるかというゴロに飛び付き、あの巨体を自分で立て直すの大変そうだったけど、そのあとのスローイングは安定感バッチリで、なんだかファインプレーに見えたのですけど?(?)