2月4日、TOHOシネマズ梅田で先行上映会があり、行ってきました!
映画は、昔観た「ミスター・ルーキー」(懐かし!笑)のようなフィクションではなく、ドキュメンタリーであるので、暗黒時代の長いタイガース85年の歴史…楽しいか…?と思ってたりしたのですが、その点は大丈夫でした。
なぜならこの映画によると暗黒時代などなかったのですから!(迫真)
映画は、甲子園球場に響き渡る“掛布コール”で幕を開けます。この時点で吸い込まれる(笑)
そう、全編に渡り、“あの日のあのシーン”の、甲子園の大歓声にやられるんです。映画館の音響設備で聴かされてみ?そらもうやで…なんせ今、野球に飢えている。
浜風と真っ向勝負を挑んだ金本やブラゼルのホームランに目頭が熱くなり、2017年9月8日の鳥谷の2000安打達成はまるで昨日のことのように涙が出てきてしまった。
鳥谷ぃ…(泣)
2019年8月10日京セラドーム。
「4番」を外された「6番大山」の逆転サヨナラ3ランホームランの試合。この試合は、大山がまた4番に返り咲くための大きな意味を持つ非常に重要な試合だったと思っているので、大山のインタビューを混じえて振り返っていたのがとてもよかった。
言い訳をしない「4番」の語り口に、また応援したくなる。
そう、昨年の大山を取り上げたように、この映画では、ファンの記憶に新しく、そして興味深い点も多い。
たとえば、近本が盗塁するとき、彼の耳に歓声は届いていると思いますか?
2013年10月13日のCS。現役最終打席でホームランを打った「神様」桧山のことも。
「桧山の、桧山の、桧山の、ホームラーーン!!」の清水次郎さんの実況で完全に泣いてもた…。
そしてさかのぼっての栄光の映像も。
サンテレビ「熱血!タイガース党」に出演されていた永尾光湖さんのお父様、永尾泰憲さんの代打サヨナラヒットのシーンもあって、嬉しくて帰り道で光湖さんに連絡しました。(光湖さんも映画観に行くって!)
想定外だったのは、最後は六甲おろしで大合唱…かと思いきや、案外そういうのないのね…ということ。先行上映会はそういうもんなんかな。
ユニと応援バット持っていったのにな…(笑)
85年の歴史、生まれるずっと前のモノクロ映像でも、今と同じだったのが甲子園の大歓声。
バッキーの名前は知っていても、映像は観たことがない人も多いはず。
この映画は、全世代のタイガースファンの記憶を呼び起こし、ファンが「あの頃」へ帰れる映画だった。
そういう意味では、もう少しだけ暗黒時代もあってもよかったかな。染みついたM気による発想だが、あの時代にも輝いた選手たちはいたからね。
続編やりますか(笑)
2月14日(金)PLAY BALL!…もっかい観てくる(笑)