〈8/12 中日 5-1 阪神 (ナゴヤドーム)〉
勝:梅津
敗:ガルシア
タカシくんは、小学2年生。
きょねんのなつやすみに、はじめておとうさんにナゴヤドームへつれていってもらいました。
そして、ことしもおとうさんが「タカシ、リベンジや!」とつれてきてくれました。
おとうさんは「リベンジ」って、カンタンに言うけど、ほんらいの意味は「復讐」なんだよね。やだおとうさんこわい。
タカシくんは、おとうさんといつも一緒にサンテレビを見て、野球のことをべんきょうしています。
カープに2試合もつづけてぎゃくてん勝ちをして、波にのってるって、おとうさんは言っています。
タカシくんはおとうさんが忘れてそうだったので教えてあげました。
「きょねん来たときは、ガルシアに負けたけど、ことしはガルシアがタイガースに来たから勝つで」
おとうさんは、目を細めてとてもうれしそうでした。
タカシくんは、じつによくおとうさんのツボを心得ています。
だけど、タカシくんとおとうさんを待っていたのは
鬼門✕初もの☆スペシャルコラボナイター
でした。
打線は4安打。
試合時間は2時間30分。
ガルシアは負け投手。
タカシくんはおとうさんに聞きました。
「ねぇねぇ、ガルシアは敵のときだったら勝ってたのに、なんで味方だと勝ってくれへんの?」
おとうさんは言いました。
「確かにガルシアはよくなかった。
最後に勝ったのは6月2日。
移籍後、タイガースでまだ2勝しかしていないとなれば焦りもあるのかもしれない。
ガルシアを援護してやれない、いつまでも初ものにやられっぱなしの打線も悪い。
チームとしての対策が全く見えてこない」
おとうさん…相手は小学2ねんせいです。
私は思いました。
タカシくんはもうナゴド行かへんほうがええな…
[今日のマルテ]
この日記はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。