〈7/23 阪神 6-6 DeNA (甲子園)〉
いつもは緑のボードが「ウル虎」の黄色に。
最近はこのイベントで夏が来たなって思うほどになった。
行きの電車でいつものようにスタメン見て、「うんうん。福留いる」って確認して、スマホをしまいかけたとき、一瞬、鳥谷の名前が見えたような気がして、一応見直した方がいいような気がして、また見る。
やっぱりある。
「7番 ショート 鳥谷」
きたきたきたきた。
3ヵ月も空いたのに鳥谷を今日スタメン起用した理由として矢野監督の説明にあった「自分の中でここやな」という部分。
ショートは木浪や北條を軸に考えてきた矢野監督だが、あらかじめ「ここまで」という線引きはしていたんじゃないかなと思ってる。
優先順位は若手、それは変わらないとは思うけど、何でもいつでもそれで押し通す時期は過ぎたのかなと。
鳥谷解禁というやつだ。
そして矢野監督はツイてる。
鳥谷がちょうど本調子だ。
その鳥谷が、いい動きを見せていた。
2回表の横っ飛び、素早くて且つ確かなスローイング。
試合に出ていなくても、怠ることなく毎日準備してきたのだ。
鳥谷のところへボールが飛ぶたびに嬉しかった。
やってきたことを証明できたから。
うちの自慢のショートだ。
打てばマルチ。
5回表、一死1塁の場面では、一走福留を激走させるヒット。(福留さんもおかえり!)
そして梅野のスクイズによる先制点に繋げた。
球児が0点で抑えてチェンジになるときの鳥谷との笑顔のハイタッチ。
それから能見さんがピンチを6-4-3で切り抜けたときに見せたマウンド上の笑顔も、鳥谷のせいだ。あかんな。涙腺やられるやつだ。
振り返れば今日は、糸井といい、年齢高めの人たちが特に活き活きとしてた(笑)
鳥谷がそこにいると、やっぱみんな絶対テンション上がるんだって。
けれど、ベンチ最前列の特等席で嬉しそうに見てた若虎たちは、鳥谷がライバルだということを忘れてはいけないよ。
抑えたら勝ちの9回表は、「あと1球」コールの中、ドリスが打たれてしまった。
点の取られ方が同じだ。
そろそろ、ドリスのためにも考えてやってほしい。
[今日のマルテ]
ファウルフライを捕れず仰向けになった糸原に、手を差し出して起こしてくれた。
ナイスガイ!
ナイスホームラン!