明日へ!

〈6/8 阪神 5-10 日ハム (甲子園)〉

勝:金子
敗:岩田

ラッキー7の前に、手放される風船の音って耳にくるよね。
今日もそんな音を聞いた。

岩田はあと1つのアウトがとれず、7回途中、満塁で降板。
代わった馬場には酷な場面だったが、この時点で0-5。自分が出したランナーではないのだから、ただ、馬場自身のアピールのために腕を振って欲しかった…あんな球遅かったっけな…悔しいな。

8回表終わったところで、スコアはまさかの0-10
よくまぁとられたもんだ。

こんな試合をただの捨て試合としてしまうのか、明日への布石とするのか。
長いシーズン、試合は毎日終わっているようで、ずっと繋がっているし、終わっていない。
矢野監督は大差がついて今日の勝敗には分が悪くなっても、起用法が丁寧だし真剣に向き合っている、と感じる。
無観客の練習じゃ、背中に観客の視線を浴びながら守ることの恐怖心はわからないだろう。
出来るときに出来る限りの経験を積ませてやるのは、監督である矢野にしかできないことだ。

甲子園で、原口がキャッチャーマスクをかぶり、荒木や島田が守って、それぞれ打席にも立って、何でもない光景かもしれないが、彼らには特別なことだ。

8回裏、先頭高山がヒットで出塁すると、この日ショートでスタメンの北條はレフトポール際に飛び込む一発を放った。
彼らも数少ないスタメン出場の機会に餓えている二人だ。
9回にも、高山と北條で連続タイムリー。
目の色変えてね、明日もオレを使えって、そんなアピールを誰より矢野監督は嬉しかったんじゃないかな。
やればできるやんけ、かも(笑)

どうせ負けるくせにね、最後にあんな悪あがきしてね、打つならもっと早く打てばいいのにさ(笑)、ファイターズにはものすごい地味に嫌がらせ効いてるんじゃないかって、明日も試合あるから、悪い気しなかったな。

[今日のマルテ]

日ハムのマルテシフトを見たのだが、動いたのは内野のシフトだった……ハハハ…

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