〈5/7 ヤクルト 1-3 阪神 (神宮)〉
勝:秋山
S:ドリス
敗:原
度肝を抜かれたシーンがある。
ヒーローインタビューの木浪だ。
「自分のアピールポイントは全力疾走なので全力疾走を観にグラウンドにきてください」
グラウンドには行かれへんけどな。
いや、グラウンドうんぬんはこの際いいんだ。
度肝を抜かれたのは「全力疾走」と、木浪が言ったからだ。
「あの日」も神宮だった。
振り逃げを試みず走らなかったと、4点のリードがあっても3回に「懲罰交代」となった。
「全力疾走」以前の問題だった。
結構目立った。
…で、その木浪が言うんだから木浪ってすげー!と。
しかも入団時には自分のアピールポイント「スローイング」って言ってたのにやで!?
私が思ってた木浪のアピールポイントとも全然違ったから、「おい!」ってなった(笑)
木浪がなんでこれを言ったのだろう。俄然興味が湧いたので思い当たる節を書いてみる。
1.忘れている
あんなに強烈な懲罰交代だったというのに、もう記憶にない。
嫌なことはさっさと忘れてしまえる性質か。
言いかえればつまり切り替え上手だ。
2.監督への猛アピール
あの日はあんなことやっちゃいましたけど、カントクのおかげで目が覚めました!
二度と抜いたプレーはしません!
オレを見ててください!
挽回に全力疾走。
3.ネタ
ヒーローインタビューを受ける機会があれば言ってやろうと、あのときから実は既に仕込んでいた。
だが、これは不発。
「オマエが言うな!(ペシッ)」
とツッコミ入れてくれる相方が不在だったからだ。
やるなら自分でノリツッコミするまでの覚悟が必要。
お笑いは傍で見ているほど簡単ではない。
だが…どれだったとしても、木浪、いい…。
しかも、
「チャンスでは自分に回ってこいとずっと思ってました」
type糸原だ。それもいい。
インタビュー始まってから何度も帽子のつばに手をかけてね、早く帽子とって手をあげてみんなの歓声に応えたくて、ずっとソワソワ。
インタビューがこんなに楽しいのかって、絶対味を占めたはずだ。
またすぐやろう!
私も木浪のインタビューに味占めた(笑)
[今日のマルテ]
6回表。
ライトへのポテンヒットで出塁。
木浪のセンターフライで、前の福留3塁へタッチアップ。
マルテもこの間に2塁へ!
好走塁!
外国人助っ人にこの走塁されるとドキッとする人いるよ絶対(笑)