梅野のサイクルヒット付きの大逆転で甲子園開幕勝利!

〈4/9 阪神 12-8 DeNA (甲子園)〉

勝:桑原
敗:パットン


どうしよう…何書いていいのかわからへん…まじで。
おかしなおかしな、大変な試合だった。

2回裏。ライト・ソトの追い方は確かにマズイものがあったが、梅野のあの打球をエラーとするのは厳しい。1塁アルプスから目の前で観たソトのそれは捕球体勢とはとても言えず、ソト可哀想やでー(まさかのソト寄りの意見)
しばらくして「E」から梅野のタイムリー3ベースへと記録が変わり…

この試合、全てはこの「E」ランプが消えるところから始まった気がする。

甲子園駅に着いたときからもう寒かったのだけど、スタンドは例年になく寒い。
移籍後2試合目となるガルシアがなんか思ってたのと違うという寒さも加…さ、次行こ!

7回表。DeNA中井がホームランを打ち、3-8の5点差となった。
うわ!中井くんサイクルリーチ!

7回裏。
代打近本が、この回上茶谷から代わったエスコバーの横を抜ける綺麗なヒットで出塁。

5点差ビハインドでの盗塁はセオリーにないという。だけど少なくとも甲子園にいたファンはみんな近本が盗塁するところを観たかったはずだ。
もちろん私も見たかったし、近本も足を見て欲しいと自分で言う選手だ。
その成功にシラケるどころか、甲子園の空気が明らかに変わった。
悪送球や四球、また暴投まで重なって、そして当たり前のように打ってしまう糸井福留の納得のタイムリー。
6-8。ほら!わからなくなった!

そして8回裏。
先頭梅野がホームラン!
うーわ!1点差!いける!ってそれも梅ちゃんサイクルリーチ!回るかな!いや回せ!
続く近本はストレートの四球で出塁。
7回で決めた盗塁が、この回から投げるパットン先生にも必要以上に警戒をさせる。
DeNAは逃げ切る体制のはずがちっともそうは見えない。
近本の足はお立ち台に上がっていい。

それにしてもこの日はDeNAの選手のグラブにボールが収まらない。
大山の内野安打だって、エラーに近い。

そしてやってきた、二死満塁で福留。
DeNAベンチは、山崎康晃をマウンドへ。
でも悲観的にはならなかった。
イニング跨いででも守護神を投入しなければならない事態だということだ。
さぁ打て福留。
山崎の投じた4球目。
げー!ライトフライで…

!!!!

落ちてる!白いボールが緑の芝生に落ちてる!
こんな綺麗な白と緑のコントラストあるかね!!
近本と糸井が…あ!大山も3塁回ってる!2アウトだったからね、でもね、あのフライに全力で走ってたのが何よりいい!大山ー!点、思った以上に入ってる!
大逆転!
延長覚悟してたところが、9回裏すらなくて済むかも!寒いんだ!

そして8回表を投げてた桑原の打順にナバーロ!
ナバーロ出してもらえてよかったね!イケイケでタイムリー!ダメ押し!

そしてそして…2ベースならサイクルヒット達成の梅野の打席が本当にきてしまった!
ものすごいワッショイの中、2球目…
梅野のバットから弾かれた打球は右中間真っ二つ!
長打だ!二塁間違いないけど、どうしよう!止まるの!?いや梅野は止まらない!サイクルもったいないけどそれでいい!梅野ナイスラン!…ってナバーロがホームでアウト!
ナバーロよー走った!(笑)ソトもいい返球!!(笑)
ごちゃごちゃしたけど、記録は2ベース!
梅ちゃん3ベースに始まり不思議な不思議なサイクルヒット達成おめでとう!!
決して狙って獲った記録じゃないってところが、神様いるって思った。
梅野は骨折しても、オレがやるって、自分のプレーを続けただけだ。
2度の盗塁刺したのも、苦しい継投になったピッチャーを助けた。

ドリスは、梅野のサイクルヒットに全然冷めない空気の中、ソト・ロペス・筒香という怖いバッター相手に涼しい顔であっという間に試合を締めた。

相手ミスによるところは大きいとはいえ、守備も走塁も、全員がやることしっかり最後までやり通したからの結果だ。
だからこの大逆転がこんなにも気持ちいいのだ。
問題は、梅野が8番でいいのか?ってことぐらいか(笑)

ナイスゲーム!

[今日のナバーロ]

ナイスアシスト賞(笑)

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