連日の大雨強行

〈9/21 広島 7-3 阪神 (マツダ)〉

:一岡
:能見

原口が左手小指の骨折で登録を抹消された。
負傷したのは14日にまで遡る。投球を左手に受けていたがそのままプレーを続けていた(判定はファウル)。
その翌日も代打で出場したが、デッドボール。15日から抹消されるまでの5試合の間、デッドボールは二つ。ヒットは出ていなかった。
桧山さんの持つシーズン代打安打の球団記録「23」まであと1。
原口のことだから、ボロボロの身体でも出続けることを選んだのは、記録のことよりも、試合に出ることにこだわったからだったはずだ。
万全でないのに出ることに賛否はあろうけど、打席に立つチャンスが目の前にあるのに自分からふいにしたくない、という原口の思いまで否定するファンはいないだろう。
原口、いけると思ったらすぐ戻ってきてね。

万全でない人といえば、糸井。
大雨の中の外野守備は見ているだけで怖かった。足の骨折はまだ癒えていない。あの芝生の上でプレーすることがどれほどの負担になるかって、それは想像を絶する。
第一打席で、節目の1500安打目を打った。
大卒で、しかも投手だったことを考えるとすごい記録だ。
「4番だから」とか「FAで来ているから」とか、普段から糸井が口にするのは自身に課す責任。
2000本、達成してくれないかな。タイガースで。

そしてまた守備で魅せてくれたのが、森越。
5回裏、小野のグラブを弾いた菊池の打球を、最短で捕球。体勢崩しながらのスローイング。
菊池のヘッスラとどちらが速いかとリクエストによるリプレー検証となったが、スローになると迷いないアウト。
ほんとにうまい。なのに6回の守備から代えたのはなんで?打てばゴロばっかり打ってるから代打ならわかるけど。
代わった植田海がタイムリーエラーするというのも、ここまでくると逆に出来過ぎなのだ。

雨を言い訳にしない能見さん、かっこいいね。負け投手にかける言葉ではないのかもしれないけど。

頑張ってる人、めっちゃいてる。
優勝できひんかったのが不思議なぐらい(笑)

さぁ次だ。目指すものはまだあるのだ。

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