〈9/14 阪神 0-4 ヤクルト (甲子園)〉
勝:原樹理
敗:小野
怪我を、本人の責任だとは言わないけれど、一方で、怪我をしない強い体をつくり、そして強くあり続けるために今もなお努力を怠らない鳥谷敬という人に、思いは向いてしまう。
4回に、三遊間の打球に飛びついた北條が、グラウンドに体を叩きつけ、そこから起き上がれなくなった。
亜脱臼の症状が出ており、戦線からの離脱はやむを得ないという見込み。
シーズン終盤の、チームにも北條自身にも大切な時期の離脱が、この試合の敗戦以上に影を落とした。
掴みかけてたポジションには、滞りなく誰かが入る。
これまで上げてきた打率も、好プレーも、関係なくだ。
あのプレーが一生懸命の結果だったとするならそれほど残念なことはないのだ。
どうかもうみんな怪我しないで。