〈8/14 阪神 7-4 広島 (京セラドーム)〉
勝:藤川
S:ドリス
敗:今村
糸井が、その言葉を口にしたのは、8月9日、特大のホームランを東京ドームで放ったあの日。
あれから2勝1敗でカード変わって迎えたカープ戦だったが、この言葉をこの初戦で聞けて、本当によかったと思ってる。
「僕らは負けられないんで絶対勝つという気持ちで、明日からも戦っていきます」
チームを鼓舞する4番の言葉だ。
試合後には、解説の岡田元監督も言った。
「初戦勝ったんだから、3連勝できるチャンスがあるわけだから」
3つとれと。
この試合見た後だから、「その気」にもなるわな(笑)
もしそれが勘違いでも、本気の大いなる勘違いは、チームを乗せると思うのだけどどうだろう?
平坦ではなかったスコア。いい試合だったと思う。
先発の岩貞は、多分今季今までで一番といっていい内容だった。
3回まで三者凡退、パーフェクトの出来。
4回に先制を許し、6回(もったいなかった!)勝ち越されるが、それでも7回を投げ、味方の逆転を待ち、試合を守った。
6回の松山の2ランHRに岩貞が、結構長い時間膝に手をついていたのを見たときは、正直もうだめか、と思ったけど、実際には後続を断ち7回は6球で終わらせた。
岩貞、強くなった!
でもカープ戦未勝利だって?腹立つなー(笑)
いや、次頼む!
5回裏。
先頭糸原が四球で出塁すると、北條にバントのサイン。
って、はぁ!?
糸原、8球投げさせて四球もぎ取ったのに!?
天敵ジョンソン、ここまで86球、結構フラフラなはずやのに!?
アウトあげるん!?
しかも北條がバント成功したの見たことある!?(言い過ぎ)
2ストライクとなり、結局ヒッティングに切り替えたが、バント成功せずに良かったーー!
北條、まさか…わざと…!?いやそこまで策士ではないw
ジョンソンは、「1番バッター」である糸原の「見た目」に足を警戒したのかもしれないが、それほど気にしなくてもいいのに(コラ)、一塁への牽制球を多投し、かつ、北條は12球を投げさせて、三遊間抜くヒット!っしゃ!
三塁に糸原を置いて3番福留。バットに当てると何か起こるのがわかってる。ひっかけた当たりにも全力疾走で一塁駆け抜けてセーフ!ジョンソン、ベースカバー入ったところが、目を切ってベースを見てしまったために捕球できず、北條も三塁へ!福留のすごいのはこういうところ。あとでもうひとつすごいとこ出るよ!(予告)
そして4番糸井は、楽々タイムリー!
無死1,3塁でロサリオ。詰まった打球はサード西川が捕球。ここですごい福留、飛び出したように見せかけて、西川の注意を自分に向けさせた。西川は三塁にも気を取られた分だけ一塁への送球が遅れ、焦って送球エラー。ロサリオセーフ!
これは走者福留のファインプレー!なんていうかもうね、福留、野球脳すごい。
いやーおもしろかった!!
(あれ?無死満塁じゃない?)
(あれ?おわり?)
というわけでお立ち台に上がった原口、福留、糸井の3人以外にも、もう一人、北條をヒーローにしたい。
で、6回の松山と、8回の不運な当たりで1点を追うビハインドであったが、8回裏!
また梅野がいいとこで打つんだ!ナイスバッティン!
一死1,3塁で、代打を出す場面。
右の今村だったのに、登場したのは原口!
隼太も(ナバーロも)残ってたのにだ。
これはベンチ、良かったぞ!そうなの!絶対原口だって!
んで原口、打っちゃうかーー!!
すげーーー!!!!
同点!!
いける!いける!
でまたいやらしいのが糸原だ。四球を選んで満塁!
北條は三振だったが…あ、だからお立ち台じゃないのか。うん。そして福留の貫禄の押し出しの四球と…
糸井ーーー!!!!
糸井ーーーーー!!!!
決めたあああーーー!!!!
ドリス三凡!!!
いい試合!!
追い付かれても、勝ちこされても、また食らいついて、それで首位カープ、天敵ジョンソンに勝ったんだ!!
まだいける!!
まだまだいこうぜ!!
[今日のロサリオ]
あーお腹いっぱい!