小野の不思議な不思議な5勝目

〈8/5 阪神 3-1 ヤクルト (京セラドーム)〉

:小野
:ドリス
:石川

2回表、小野が早くも4つめの四球を出したところで、血相変えて小野に駆け寄るロサリオ。
ガシっと小野に手を回して、声をかける…というか何かまくしたててる。励ましの言葉をかけていると推測される(笑)
ロサリオのこういうとこ、本当に好きだし見習いたいなと思う。
付き合いの長さとか深さとか、言葉が通じるとか通じないとかロサリオには関係なくて、チームメイトだから、当たり前にそうしてる。

で、そんな激励を受けた幸せ者の小野だが、コントロールは微妙なとこなんてもんじゃなくて、もうめちゃくちゃだ。外野の上段席からはっきりわかるのなんの。
1回も2回も3回も4回も5回も、散々塁上を賑わせ、5回で122球、四死球は7つ。んもー。
小野が荒れまくっていてヤクルトの攻撃時間の長さにうんざりしている阪神ファンと、なんであんなに塁に出てるのに1点しかとれないのかっていうヤクルトファンと、両チームどっちのファンにもストレス溜まる展開。
小野は、山田哲人にだけギアが入るってなに。

小野は、それでも1失点のみでしのぐ不思議な投球を続け5回で降りたが、このあとチームは逆転してなんと勝ち投手の権利を得た。

対する石川。
石川の方が全然出来いいピッチングだった。
なのに5回裏。
先頭ロサリオが初球を2ベースヒット、

ほら、これロサリオが2ベース打ったとこ。(見えん!)
続く中谷が2球目を右中間へ流すように打って、たった3球で同点に追い付かれてしまう。
このあと、梅野が四球を選んで、代打鳥谷の二ゴロの間に勝ち越し。これが決勝点。
組織犯罪か。
石川が不憫すぎるで…

とはいえタイガースが勝ちたいw
あとは継投と、できれば追加点。

6回のマウンドには岩崎が上がったが、青木に四球を与えてしまう。もともと青木一人の予定だったはずで桑原に代わったのだけど、岩崎は自分に不満を残す交代となってしまった。
桑原は、厳しい展開にも落ち着いていたし、青木の盗塁刺した梅野はビッグプレーだった。

そして7回は能見さん。
バックもいいプレーで能見さんを守った。
そう、全野手よ、能見さんのために働けばきっといいことがあるよ。
糸原よく捕ったしあの体勢からよく投げた!ナイスプレー!

追加点は、7回裏、糸井の押し出しデッドボールだった。
もう糸井に当てないでくれ。。
陽川が打てれば言うことなかったのだけどな。

8回の球児もドリスもこの不思議な点を守って、勝利のハイタッチに加わった。

バンザーイ…ってなんか終わってみてもヘロヘロなんですけど。
不思議な勝ちだった。

ヒーローは中谷!
前日いいとこなかったから、今日はやると思ってたよ!
あかんかった翌日やる男、健在(笑)

[今日のロサリオ]

4回表。
小野が山田哲人の肩あたりにぶつけてしまう。
その山田哲人にも「うちのがすまんな大丈夫か」と、きめ細かいフォロー。
どこ言っても通用するタイプ(笑)

Bookmark the permalink.

コメントは受け付けていません。