藤浪再出発の日。

〈8/27 巨人 6-0 阪神 (東京ドーム)〉

:畠
:藤浪

先頭の陽岱鋼を見逃し三振にとったストレートは159キロ。外角低め、素晴らしいところに決まって、藤浪の再挑戦が始まった。

昔、叱られたこともあったベースカバーの意識。
この日は懸命に走る藤浪の姿があった。

3回裏。
陽にストレートのフォアボールを出したところで、バッテリーを組んだ坂本が藤浪のもとへいき、上本、北條もマウンドに集まった。
一人ランナーが出ただけだ。
けど、集まった。
バッテリーを組んだ坂本は、陽の盗塁を刺し、ジャイアンツの攻撃の芽を摘んだ。
みんな、藤浪の力になろうと必死なのがわかった。

4回裏。
坂本がパスボールでランナーを2塁に進めてしまい、阿部のフライで一死3塁。
村田に対しては3ボールと、ここでつかまるのか、と嫌な光景が頭をよぎったが、ここから持ち直して村田に空振り三振、続く亀井に対してもズバン!
よし、乗った!これでいけると思った。
2回から6回までノーヒットピッチを続けた。

7回裏。
村田はよけるそぶりも見せず…デッドボールだった。
思わず表情がこわばる藤浪。
亀井にタイムリーを浴び、ワイルドピッチもあって一死1,3塁。
ここでベンチは交代を決断。

マウンドの譲り方としては最悪だ。
けれど走ってベンチに戻る藤浪には、3塁側から柔らかくて大きな拍手が起こった。

これが藤浪の再出発の日の出来事だった。

あとはねぇ…
あるとすれば、2安打じゃ勝てんやろうってことぐらい。

甲子園では暴れてもらうからな!

森越!野選ついちゃったけど7回のバックホームはファインプレー!
また見せてな!

[今日のロジャース]

6回表に北條のチーム初ヒットが出るまで、出塁できたのは、ロジャースの四球ひとつのみでした…。

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