〈7/19 阪神 3-14 広島 (甲子園)〉
勝:一岡
敗:マテオ
5回まで1安打無失点好投の小野。2点リードして一時は勝ち投手の権利を得た。
6回、一死から3連打を浴び、1点を失ったがマウンドを降りた小野には、よくやったの拍手。
ここからはベンチの仕事。イニングの途中だったが継投に入った。
一死満塁での新井さんの犠牲フライのシーンにはプロの仕事を見た。
3球目のライトファウルゾーンのフライには福留追うが捕れず。いや捕らず、というべきなのかも。捕って投げることは可能だが、万全の体勢ではなくタッチアップで同点の1点になる。
でも新井さんは今度はセンターへ運んだ。そこは外野守備には目を瞑って使っているセンター西岡だ。
同点となり、小野のプロ初勝利も消えた。
小野にはいつまでも勝たせてあげられなくて気の毒だと思う一方で、次はイニングの途中でランナーを残してマウンドを降りてはいけないよ、と思う。
6回裏、この回先頭の上本が2ベース。珍しくガッツポーズが出た。
それだけじゃない、中谷の打席で三盗を決めたのだ。
間違いなくこのとき上本が塁上先頭でチームを牽引していた。勝てる気がした。
今日まで何度もチームを勝利に導いてくれたリリーフ陣だったが、そりゃ正直打たれることもあるだろうと思う。
だけどあんなに連鎖するとは思ってもなかった。
打たれ出すと止められない、守備で鼓舞することも難しい。
3-3の同点から始まった8回表、瞬く間に3-10の7点差となった。
何かが切れていた。
そんな中、ショート頭上の風で煽られたボールを捕球できず糸原が負傷。右膝を痛めたのが誰の目にも明らかで、重症かもしれない。
糸原、ただ一つのアウトをとりにいっただけだったのに。なんで糸原が怪我しなくちゃいけないんだよう。
縁があってタイガースに入ってきてくれて、ピカピカ光る顔で、チャンスが好きだなんて言って、みんな打てないときにも一人打って、楽しかったのに、これからってときなのに。
なんでこのあとバカバカ打たれてんのさ。
なんで簡単にアウトになってんだ。
11点差か。
逆転なんて思ってないよ。
こんな試合はさっさと終わった方が得策なのだ。
なのに、9回裏2アウトで―
代打の隼太、粘ってさ。
7球目。1,2塁間を抜けるゴロを打った。
空気読めないのかな。
全然キレイなヒットじゃないし。
でも、そういうの嫌いじゃないわ。
[今日のロジャース!]
たくさん話を聞き、食事には慣れないお箸を使い、日本に、タイガースに、馴染もうとしてくれている!それだけでも嬉しい!そして、打ってくれるともっと嬉しい!(笑ってない)