能見が止めた!大山で勝った!連敗脱出!

〈7/1 阪神 3-1 ヤクルト (甲子園)〉

:能見
:ドリス
:原樹

8連敗中と、リーグ最下位のチームの戦いというだけのことはある。
拙攻、拙守、貧打、貧打。

能見さんは、「いつも通り」の好投をみせ、対する原樹理も粘りの投球。
7月の甲子園のデーゲーム。
テレビが眩しい。暑い。
私は、今夏初めてクーラーのスイッチを入れた。
援護なくマウンドで投げ合う二人を見て、目から汗が出そうだ。

3回裏、一死。2番の上本。
内角にきたスライダーに腰を引いてよけたように見えたが、肘を残していた。もっと言うと引きかけた肘をもとに戻したように見えた。
デッドボール。
上本、捻挫でも担架で運ばれるぐらい痛がりのくせして、この行動はどうとればいいんだろう。無茶ととるか上本らしいしたたかさととればいいのか。
上本は周りの選手のこともいつもよく見ているし、状況判断にも優れた選手だ。
やっぱりそう、なのか?

とにかく上本は初回同様、3番4番にチャンスを託した。さっきダメだったのに。それでも信頼は変わらないのか。
糸井は復調かな。きれいなヒットだった。そして盗塁。この盗塁は自身より深刻な不振に陥っている福留へのエール。
ところが、福留がまだ悪い。
気持ちは誰より入っているのに空振り三振に終わった。

さぁ、「5番」。

片岡コーチ「打ち頃ちゃう!?5番大山!!」
金本監督 「それや!」
って決めたわけでもなさそうだ。いや、半分近くは当たってる気もするけど、前夜、6回裏のバッティングが良かったのだ。バレンティンの好守にヒットにはならなかったけど、真っ直ぐを打ち返した当たりは強打者のそれだった。
だからといって、ヒットもないルーキーに5番というのは、なかなか、ない(笑)

二死、2,3塁。
その2球目。外のストレートに大きなスイング。
打球はレフトの方向へ!
え!?
浜風に乗った!
湯浅アナが、「行け!行け!行けー!」と、全タイガースファンの気持ちを実況する。
入ったああああああーーー!!!!
プロ初ヒットが、連敗の空気を切り裂く3ランホームラン!!!!
でっかい体のわりにかわいい大山の笑顔!
ベンチで出迎える能見さんの、頭ポン!
ヒットのなかったルーキーが福留を救った!チームを救った!
上本から、「打」が「線」になった!

連敗は8でストップ。能見さんにも勝ちがついた。決勝打はルーキー大山のプロ初ヒットの3ランホームラン。甲子園に六甲颪が響き渡る。今季3試合目の登板だというヤクルト松岡の2イニングも見られた。
素晴らしいゲームだ。
けど、考えてみたらこの大山の3点だけだった。
まだまだやんか!
まだまだやねんけど…
あーーー嬉しいーーーー!!!!

[今日のキャンベルちゃん]

球団は、新外国人ロジャース獲得を発表。
キャンベルちゃんにも、ロジャースにも頑張ってほしいのだ!

Bookmark the permalink.

コメントは受け付けていません。