〈6/16 阪神 4-2 楽天 (甲子園)〉
勝:岩貞
S:ドリス
敗:藤平
昨年夏の甲子園を沸かせた、名門横浜高校の背番号1。
そのゴールデンルーキー藤平のプロデビューの舞台を甲子園にもってきた梨田監督にはショーマンシップを感じるなぁ。好きだなぁ。
先発投手陣の台所事情もあったようだけど、「甲子園」が選ばれたことは、タイガースファンとしても光栄に思うのです。
1回裏。
無失点でアウト3つとって戻った藤平を出迎えるベンチのみんなの笑顔やハイタッチがいい。優しい。梨田監督もまずはホッとしたことだろう。
あぁ、このホッとした感じ…
きっと多くのタイガースファンが1回表終わったときに感じたものだ。
岩貞に。
高卒ルーキーのデビューと一緒にすな!(笑)
いやだって、ほんと今季の「初回の岩貞」にはヤキモキさせられたのだ。
今日もあかんのかな…野手よ打ってくれ…って、応援も岩貞から野手へスイッチしたり…。
それがどうだ。
ソロ1本のみの7回1安打ピッチング!
ファーム調整から3試合目の登板。
悪くはなかったけど勝ってなかった。
ようやく、ようやく…あぁ、岩貞…
(なんか言え)
1ヵ月半ぶりの勝利は、沁みた…
人気球団での「一軍ローテを任された10勝投手」という肩書きは誇りと同時に驕りももたらすもの。
そこから岩貞は、ファームで過ごす時間をとても大切に使ったんだなって、よくわかった。嬉しかった。
6回表。
この日レフトを守った福留が、かなり難しい打球を飛び込んで捕った。
超のつくファインプレーだった。
岩貞のファーム調整直前の5月19日、ライトを守った福留、グラブに当てながら捕れなかった残念なプレーがあったのだけど、そのときのお返しかな。
今日のお前なら俺が守ってやる、って言わんばかりの、福留の身体を張ったプレーに思わず涙ちょちょ切れた。
そして鳥谷!
2回裏、鳥谷はセカンドへのゴロに全力疾走。
内野安打をもぎ取ると、原口が初球を叩いてレフトスタンドへ!
ちょっと!そこ!巻き戻して。全力疾走のとこ!
一度そろそろ中間報告上げてもらっていいですか?
鼻!!どうなってん!!(笑)
この日に限ったことではなかったけども、出塁すれば次の塁も狙うし、けん制にも負けないし、8回表の、松井稼頭央の三塁ファウルゾーンに上がったボールを追ってショート北條と交錯してもなお、捕ってるし…
どこか痛めてないかな…なんて心配しても、その裏、二死満塁から狙い澄ましたようなセンターへの2点タイムリーヒット。
…などなど拾いきれへん…
この2点がなかったら勝てたかどうかわからず、間違いなくヒーローの一人であるのは鳥谷だけど、お立ち台には上がらず。
わかる。
めっちゃヒーローにされるもんな・・
まぁ今日は原口と岩貞いるからいいか。
原口は連夜のパッチをありがとう!
「ズバリお聞きしましょう!あのホームランどのように打ったんですか!?」
↓
「必死のパッチで打ちましたー!」
これ言わなきゃ始まらないヒーローインタビュー(笑)
北條にも2安打。よかった。
[今日のキャンベルちゃん]
16日ファームオリックス戦。
スタメン起用続けてもらって、打席にも4度立たせてもらって、チャンスはある!(と思う!)