〈6/4 阪神 4x-3 日ハム (甲子園)〉
勝:マテオ
敗:エスコバー
先週、久しぶりに甲子園へ行ったときに感じたんですけど、糸井の登場曲の「糸井ならやれる~や~♪」がスタンドのみんなでものすごい大きな声で一緒に歌うようになってて、超いいな、って思ってます。
「エブリバディセイ!セ・キ・モ・ト!」とか「宇宙~戦艦~ヤ~マ~ト~!」がなくなってしまったので、余計に、いいなと。
まぁ、今わざわざそれ言い出す必要あるのかって話ですけど、勝っても負けても3日も連続で岡崎岡崎って言うのも日記史上初めてのことでして、ちょっと出だしに苦労したもので(笑)
そう、日ハム3連戦は岡崎づくしでした。
突如として現れるなぁ。梅野デーとか(笑)
9回表、球児と梅野のバッテリーミスで、痛すぎる追加点を献上。これで2点差。
野球はわからない。そんなことわかってる…つもりだった。やっぱりわからない!(なにこれ)
あの増井が明らかに変。
9回裏、連続四球を出したところで、甲子園はもう「その気」の歓声。
鳥谷にも四球を出して満塁となったときの歓声は、負けてるそれじゃない。
緑の「B」のランプが一つ点くたびに、ボルテージはどんどん上がる。
甲子園のファンは思い違いをしている!今負けてるんだぞ!しかも2点差で!(笑)
同点に追いつくヒットを打ったのは、代打の原口だったが、梅野でも同じ結果が得られた気がする。
なんせ、ファンもベンチも、みんな大いなる勘違いのさなかにいたからだ(笑)
サヨナラの待機が楽しいベンチの面々。中谷なんてずっと笑ってる。
11回裏。
日ハムの四球やエラーで、「サヨナラ」がもう目の前。
北條のバントで二走大和がサードでアウトのジャッジをされたのには、高代コーチが「違うもんセーフだもん!!」のハイジャンプ地団駄、両手両足全身広げたり回ったり、ヘルメットを投げ…ない!本当に可愛い^^こんな可愛い63歳がいるだろうか。
金本監督が怒りで鼻をふくらますほどのシーンだったから、可愛いなんて不謹慎か。でも本当に可愛かってんw
萌えてよじれてたら、原口のショートゴロ。
あーぁ…アぁあ!?!?!?
セカンドの石井が捕球ミス。ゲッツーが一転、これで満塁。わからない!
そして10回から守備に就いていた、岡崎。
この人に回るなんて。
さぁ来いホームラン!
…か、スクイズ!(笑)
選手名鑑のエスコバーのところには、
「150km/h台の直球が武器」とある。
確かに。しかし、直球しか投げてこない。
岡崎は岡崎で、なかなか前へ飛ばせず、ファウルで粘ること、13球。全部直球。
押し出し四球でも、って思った。ごめんなさい!強烈な三塁線!火を噴いたような見事なバッティングでした!根比べは岡崎の勝ち!
9回表、タイガースにバッテリーミスが出たのを見たときのベンチの岡崎の表情はとても厳しくて、まるでそこに自分がいるかのようにグラウンドから目を離さなかった。
だからこそ眩しかった。サヨナラのびしょ濡れのヒーローは、金本監督へ抱きついていって、見たことのないような笑顔を見せた。ああ、岡崎あんな風に笑うんだ!
捕球ミスでピンチを広げた石井は、責任を負い涙を隠せずにベンチへ戻った。
甲子園のあの大歓声も自分への非難に聞こえたのかもしれない。
明と暗。
でも石井のプロ野球人生は始まったばかり。
岡崎に言わせれば「まだまだこれから」って言うよきっと^^
[今日のキャンベルちゃん]
サヨナラ待機中も、一歩引いて見守った。
奥ゆかしいにもほどがある!