〈5/17 阪神 2-1 中日 (甲子園)〉
勝:マテオ
S:ドリス
敗:バルデス
まず、中日先発バルデスについて。
気の毒なんてものじゃない。能見さんの比じゃない。
12球団でただ1人、9試合連続QSでも、チーム初完投でも、この日被安打たった3、四球も2と多くないのに、なんで負け投手になるんだってば。それも完投で負けがつくなんて。
バルデス…
人呼んで“カリブの海坊主”。
平均投球間隔は、8.5秒
能見さんとテンポ良く投げ合ったこの試合、5回終了時点で、まだ7時。
あぁっ、このままではサンテレビのリレー中継がなくなってしまう!
それはええか。
バルデス、今年ここまで9試合1勝2敗 防2.01
来日1年目の2015年。
勝ち星がないまま8度目の先発。9回2アウトまで投げ、勝ち投手の権利をもっていた…にも関わらず、交代して又吉による「セッキーの押し出し四球」で同点。来日初勝利の権利をまたも逃し、白いタオルで顔を覆った…のがバルデスだった。
来日3年目だが、バルデス、変わらないね。いいピッチング、そして無援護。。。
試合前から能見さんとの我慢比べだと安易に予想できたこのゲーム、今日は両チーム野手陣による早打ちの嵐。
能見さんは、立ち上がりも良かった。
安定感抜群で、特にストレートで空振りをとれていたのが爽快だった!
この日初めてのピンチは、7回表。
ワイルドピッチで、無死2,3塁にしてしまう。
けど、ここで迎えたビシエドに対し、インコース真っ直ぐ。梅野のミットにズバーンと収まったときの快感と、見逃したビシエドのちょっと驚いた顔が、すんごいよかった。
ただ、平田に同点タイムリーを打たれ、ベンチは早々と継投に入った。
これを迷いのない采配と言えればいいのだろうけど、「6回7回、なにかあったらすぐに交代」という台本通りだったのが少し残念だった。
1500投球回を達成した記念試合だから…まぁ、それもあるけど、今日は本当に素晴らしいピッチングだったから、能見さんに勝ってほしかった。勝たせたかった。
それと単純に、イニング途中でマウンドを降りる能見さんをあまり見たくないから、というのもある。
でも、たとえ能見さんに勝ちがつかなくてもチームは勝たなくては。
同点のまま8回表に入り…
高橋がリリーフカーで出てきたが、マウンドには7回途中から上がっている桑原がすでにいる。
香田ピッチングコーチもそのへんウロウロ。審判わちゃわちゃ。
リリーフカーは、バックで来た道を戻り…って!交代せんのかい!すんのかと思ったらせんのかーい!
いやこんなん、ときどきあるけど、なんでこんななるん…。
肩作って息も整え集中力を高めたピッチャーに、なんてひどいことを。
この場合、桑原はマウンドに上がってしまっているから、桑原が1アウトをとるか、バッターが出塁するかしないと交代できない。バルデスに代打が送られていれば高橋に交代することはできたのだけど、バルデスに代打が送られると思いこんでいたベンチのボーンヘッド。
で、「とりあえず」桑原が投げ、一死1塁でようやく高橋へバトンを渡せたが、バントを決められ、デッドボールを当ててしまい、マテオへ。
高橋は、確かにピンチを広げた張本人ではあるが、同情しかない。
私、この手のベンチのミスには笑えない。
選手の集中力と試合の流れを切る、怖いミスだ。
ごちゃごちゃして試合も長なったやんか。はよ寝たいのに。(結局それかい)
リリーフカーのおねえさんも気の毒やったわ…。
とはいえ、試合は勝った!
左対策でスタメンに入った原口のソロHRと、途中出場の高山の決勝打!
どちらも相手ピッチャーの兼ね合いでベンチを温めることも多々ある2人。
そんな2人が試合を決めるなんて、采配ズバリ!ってことなんかな!
いや、原口と高山が頑張ったからやな。うん。(笑)
昨日のお立ち台の顔ぶれと、今日の顔ぶれは違う。
明日は誰かな。
[今日のキャンベルちゃん]
ここ数日、ベンチでしゃべってるの見てない気がするわ…