大和の日。

〈5/14 DeNA 2-4 阪神 (横浜)〉

:マテオ
:ドリス
:パットン

母の日。
ピンクのリストバンドをして試合に臨む選手多数。
プロ野球選手に限らず、普段から感謝して親孝行してるから特別こんな日はいらない、という人もいるだろうけど、感謝って、うまく言葉や態度にできない人も多いだろうから、特にそんな人が母の日を上手に使えればいいなぁって思います。

余談ですけど、私は小学生の頃、母の日に何かプレゼントをしようと思って、「母の日のプレゼントを買いに行くからお小遣いちょうだい♪」と言って、ぶち切れられた想い出があります。「そういうのは普段から少しずつお小遣いを溜めておいたり、絵を描いたり、自分でなんとかするもんだっ」と。母の日における子どもの在り方を教えてくれた母には感謝です。

さて!大和!
「2番・セカンド」で今季初のスタメン。
12日の大和のあの中継プレーに即反応してのこのスタメン起用だ。そうこなくっちゃ!

1回裏、その大和に1塁悪送球のエラーという不名誉な記録がついてしまうのだけど、あの打球に追い付いたのは大和ならでは。
しかし、無理な体勢から1塁送球を試みた結果悪送球となった。
逸れてなければアウトに出来ていたかも。果敢なチャレンジだったから責められない。

とはいえ、立ち上がり試練中の藤浪には災難。
無死2,3塁で、先制を許す。
ワイルドピッチあり、初回だけで早速四球二つ…と、今日もなかなかの前途多難。

藤浪は、頑張る頑張らない以前に、どうやって投げるかまだ「決まらない」のだ。
これだ、というものが藤浪の中にはあって、今はまだ自分のものに出来ないのだけど、でもそれでないと自身が許さないから、ずっと考えているし試している。
ただ、試合は作らなきゃいけないという責任感があるし、それがまた、器用な藤浪の弱点でもある。
「とりあえず何も考えず腕振って投げる」が出来ない。

そんな藤浪の後ろを守る野手陣。ほんといい選手に恵まれてるなとつくづく思う…
この日も与四死球5、今季ここまで積み重ねると25
それでも藤浪に勝たせてやりたいって言ってくれるし、逆転もしてくれる。
待ってくれてるんだなぁ、藤浪のことを。

バッテリーを組む梅野は本当に大変だと思う。一番の功労者。また盗塁も刺してくれて、試合が壊れなかったのは梅野のリードのおかげでもある。
あ、でも、さっき言った大和のエラーのやつ、あのときバックアップ入ってなかったな。見てたでワシは。

大和に話を戻そう。
「守備は特級品」―高代ヘッドコーチにそう言わしめるほどだが、大和はバッティングで結果を残さなければならなかった。
それが3回表のヘッスラだった。
よくないけどね、あのがむしゃらと、起き上がる大和の肩を中村豊コーチが揉んで…っていうのを目の当たりにするとですね、やっぱり涙腺が緩んでしまう。
大和にもっと試合に出てほしいと思っていて、やっと訪れたスタメンのチャンスだから、平常心では見られんです。
同点のまま迎えた9回表。
先頭は、左打席に入った大和。
パットンの初球ストレートを、打った!ヒットだ!
続く糸井が四球を選んで、4番福留が打った!大和がホームを踏んだ!
大和のヒットが点に繋がった!
嬉しい!!

左右の打席で結果を出せたことも嬉しかった。
まずはやっとスタートできた…そんな気がする。
大和の日になった!

それにしても、糸原、スタメン外れたその日に代打でタイムリー打っちゃうなんてすごいな。
意地は、ルーキーも何も関係なし!いいぞ!

[今日のキャンベルちゃん]

隼太、相手してやってくれ(^人^)

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