〈4/1 広島 9x-8 阪神 (マツダ)〉
勝:中崎
敗:ドリス
試合時間 5時間24分。
こんなに長くなったのは、両チームの四球の数があまりに多くなったからだ。
計27四球。日本記録更新のはずが、延長に入ってからの数は記録に含まないとかで、公式記録は80年前の記録に並ぶプロ野球タイの1試合26四球ということだ。
…って記録の定義はいいわ!あんなにたくさんあって記録更新したった( ̄^ ̄)と溜飲下げてたのに、タイって中途半端かーい!
打たれてもないのにどんどんピンチが広がり、カープはカープで決められず、タイガース、以下同文。
どんどん量産されるフォアボールを、またかって眺めるだけのファンの気持ちにもなってみてほしい…球審のストライクゾーンにだって文句のひとつも言いたくなる…
それに加え、エラーも多発。2戦で7つって、シーズンに換算したら500エラーの計算。ああ!計算しない!
驚いたのは、5-6の1点リードで迎えた、6回。
この日3打席に立ってもまだ当たりがなかったとはいえ、北條に代打を送ったことだ。
若い鳥谷を何があっても代えなかった岡田元監督が、解説席で思わず「はぁっ!?」。
代打の中谷、止めたバットにボールが当たりそれがヒットになるというラッキーがあって、この回欲しかった追加点がとれたけど、ショートの守備に就いたのはルーキーの糸原。
当時の岡田監督だってめちゃめちゃに批判を浴びていたから、起用法なんて何が正解なんて今、答えの出ることじゃない。
けど、まずは1本、ヒットが出るための機会を今は北條から奪わないでほしかった。
それにしても…中谷、持ってんなー!(笑)
そして、…
延長10回。
一死2,3塁。
内野は前進守備。
ドリスの5球目。
安部の当たりは、1,2塁間を完全に「抜けた」当たりだったが、目を疑った。走路より前に守ってた大和、横っ飛び、起き上がる動作は投げる体勢になっていて、強い矢のような送球が梅野のミットへ目がけていった。
梅野も無駄のない動きでタッチにいったが、上本(弟)の左手がホームベースに触るのが少しだけ早かった。
「終わった」と、外野へ抜けるのを見送るだけのはずの場面だった。
あの守備位置で捕球できる反応とスピードと、身体の強さと…5時間24分目、最後の最後にすごいものを見た。
明日も見よう。
[今日のキャンベルちゃん]
スイングできるほどには回復していますってよ!
(新聞の端っこよりw)