〈4/30 阪神 2-3 DeNA (甲子園)〉
勝:井納
S:山崎康
敗:藤川
芝生の緑、黒土のグラウンド、青い空、深くなだらかに造られたすり鉢状のスタンド。
何度見ても飽きることのないこの黄金比率。
間もなくここに、リンドバーグの歌声が響き渡るのだ。
なんという幸せ…
この日はちょっと贅沢にグリーンシートをとって行ってきました。
「机もあるしスコアブックつけよう」とトラ友が言い出して、なんだか無性にそれはいいアイデアだと思ったので、この日はそれに従うことにしたんですけど…
ごちゃぁー…
よそ見できないし、いまだに応援歌覚えてないし、というかスコアつけたことないんですけど(ノ∀`)
この日私が学んで帰ってきたのは、この日はスコアブックの勉強をするにはもってこいの、非常に「初心者向け」のゲームだったということだった…
DeNA先発の井納を全く打てない。
若い名前が並んだスタメンにワクワクするのだけど、エース級のピッチャーがくるとこの日のように全く打線として機能しないという結果もあり得る。
ファンも覚悟して見守らなければならないのだなぁと改めて思った。
二軍から戻った球児は、立ち上がりもサクサクっとよかったし、安心していたけれど、不安はやはり長めのイニング。7回のマウンドに上がって急に崩れてしまうのは、いただけない。
先発での実績は若手と変わらないんだよなぁ…だからって若手と同じようには見ることなどできないわけで。
球児に期待するところはもっと高いところにあるし、崩れる原因がスタミナにあるというなら、ベンチが使い方をもっと考えていかなければならない。
7回表、二死満塁。
陽川ジャンプ一番のファインプレー!ありがとう!
しかし、頼みの榎田も高宮も、失点してしまい、溜息漏れる甲子園。
ただ、前日「バット折り」でグレてたゴメちゃん。
ゴメちゃんは、グレた翌日にはホームラン打ちます。
今か今かと待ってたら4打席目にやっと出た!
真っ直ぐ、真っ直ぐ、白いボールは深い緑色したバックスクリーンへ、視界から一瞬も消えることなく、くっきりと、ずっと伸びてく。
フッとボールが消えると、左右のスタンドは、まるでジェット風船が飛び上がる瞬間みたいに、ワッと沸いた!
完璧や…
すごいシーン見た。
しかし、9回裏2アウトか。ちょっと遅かったなぁ…
[今日のゴメちゃん]
球場を出て近所を歩いていたら信号待ちする1台のタクシー。
何気に乗っているのは、ゴメちゃんとドリスではないか!!!!
「ゴメちゃぁぁぁーーん!!」
そらもう全力で手をふったさ!
二人とも何か真面目な会話してたっぽかったけど、気づいてくれて、こっち見て手をふり返してくれたんです!!
あんなにブツブツ言ってた試合だったのに、これだけでいい一日で終わった気になってしまった(笑)