〈4/28 阪神 3-3 巨人 （甲子園）〉
昨日‘懲罰交代’となった江越はスタメンを外れ、センターには高山。ライト福留で、レフトにプロ初スタメンの板山。
試合前のベンチでは、板山と高山に話をする福留の姿。この生きた教えは、二人のルーキーの血となり肉となる。
間もなくプレーボールがかかり、この３人がタイガースの外野を守るのだ。この試合前の光景を見てゾクゾクした。
ただ、忘れてならないのは江越。というかむしろ注目は江越。
金本監督直接の指導を受け、あ、ぜんまい巻かれたなと(笑)
私、江越はぜんまい仕掛けで動いてるんちゃうかと睨んでます。
ちょっとゆるんでくると、二軍へ落とされたりしてそのたびに巻いてもらって、突然目を吊り上げて復活してくる。めっちゃホームラン打ったりとか。
だからこの日は江越が楽しみで仕方なかった。
２点を追う９回裏。
ジャイアンツベンチは、菅野から澤村に代えた。
菅野に対しては、（また）手も足も出なかったから、タイガースにしてみたらチャンスは「クローザー」への交代しかなかった。
そのチャンスがやってきた。
先頭はゴメちゃん。
澤村、明らかに力みのある投球、そのファーストストライク！
そこゴメちゃん得意なとこ!!ほらバット出た!!打った!!入った!!ホームラン!!
気持ちいいーーー!!
菅野に萎えてたスタンドもこれで元気に!!
この後の北條の「ヒゲダンス」が六甲颪で聞こえない！(笑)
その北條は必死のレフト前ヒット！
直前のセカンドの守備では必死のいいプレーあったからね！
二遊間抜けそうな相川の打球に飛びついて、とにかく鳥谷に渡さなきゃ、グラブトス…は、鳥谷の動きとは逆の方向へしかもコロコロ転がっただけだったけど、鳥谷も目一杯体を伸ばして捕って…いや、拾ってくれたという表現が正しいかも(笑)アウト！
９回のヒットとこの守備で、７回のスリーバントの失敗は、一旦忘れてあげよう。
そして大和が抜群の安定感を誇るバントで北條を二塁へ送り…
江越だーー!!
今日の江越は「初球」から絶対振ってくるって、みんな知ってる。
そしてその通り振って、北條が還れる当たりではなかったけどヒット！
内野へボールが戻されるその間、画面に映ってなかったのが超残念でたまらないけど、江越走ってたんだ!!
カメラがスイッチされたところには、ヘルメットが吹っ飛んでる画。江越ヘッスラでセカンドベースを掴んでた！
これだ！ぜんまい巻かれた江越の好走塁!!
そして、ドリスの代打
今日も「YAMADA 82」の原口。
原口は、プロ初打点となる犠牲フライを放ち、同点！
そしてそして、10回からマスクもかぶって、１点も与えなかった。
勝てなかった「引き分け」なのか、負けなかった「引き分け」なのか、考えるのが野暮な気がした。
ただ、次が楽しみ、そんな気持ちにさせられたゲームだったことは間違いない。
で、すっかり、輝流ラインの「YAMADA 82」ユニが欲しくなって終わった伝統の一戦なのでありました（そっちか）
[今日のゴメちゃん]
ファースト後方のファウルフライ。
↑
めっぽう弱い。
