〈4/8 阪神 3x-2 広島 (甲子園)〉
勝:高橋
敗:中崎
前日の激しい雨は、阪神園芸さんを悩ませたかもしれない。
だけど、記憶以上に綺麗なグラウンド。
黒い土と緑の芝のコントラストがとても鮮やかで、夜に向かう風はさらさらして、スタンドからは両チームのスタメンメドレー。
ああ…キュンとする。甲子園が好きだ。
照明に照らされたまっさらなマウンド、その中心にいたのは能見。
振りかぶった姿は、ため息を誘うほどかっこいい。
その初球、打たれて出たのは溜息ではなく「ギャッ」。
さぁ、始まった(笑)
この日「2番センター」が代わった。横田ではなく江越。
江越の前日のホームランは、使いたいと思わせるに十分だった。
横田は、なんとか塁に出たいと、当てにいくようなバッティングが目立ち、それでも足で内野安打にしてきたが、金本監督が彼に求めるものはそれではない。
結果だけでなく、二人にどうあってほしいか、という強烈な監督のメッセージを感じる起用だった。
だからって、その江越がスタメン即、しかも満員の甲子園で、ホームラン打ってしまうって…
は!?!?!?
もう全然わからへん!!
わからへんといえば、このあと、8回までこのHRと高山の2ベースの2安打だけだったことだ。
私ら、いったい何をどう応援すれば…(=_=)
そうそう、新井さんが2000本安打まであと「12」としました。
余談ですけど私元々、「カープの新井」の応援歌が好きでして、新井さんがタイガースを去ってしまうときはとても辛かったんですけど、タイガースにやってくる前のあの応援歌が歌えるということに小さな幸せを見出して以来、素直に新井さんイジリを楽しめていますw
♪赤い心見せ 広島を燃やせ 空を打ち抜く 大アーチ
この新井のと、中日時代の井端の応援歌は、名曲です。
あ、脱線し過ぎました。
丸にデッドボールを与えてしまった7回表。
初回に失点したものの立て直してた能見だった。が、ここはピンチ。
二死1,2塁。
真っ赤なビジターからはあのチャンステーマ。
風船の合間から、ルナ。
フルカウントから投げ込んだインサイド!
ストライーーク!!!
かっけーーーー!!!!
全身鳥肌。
2年前のCSファーストステージを突破したあのエース能見がそこにいた!!
マジ能見さんかっこいい!!
7回裏、岡崎の代打に横田。
大歓声で迎えられた。
そして、甲子園で聴くSuperflyまじやばい…
注目の初球、目一杯振ってた!
空振りだったけど、「そうだそれだ」ってスタンドの歓声も良かった。
9回裏。
福留のレフト前のヒットで、俄然沸く。
さきほども書きましたように、8回まで2安打ですから。我慢してましたから。
ライトは総立ち。一塁アルプスもほどんど総立ち。
スタンドは頑張った。絶叫にも近い応援。
はっきり言える。この日の9回裏、一番頑張ったのは、サヨナラまでチームを牽引したのは、スタンドのファンであるとw
相手チームの、しかも新井さんがここで絡んでくるというミスがあって、タイガースは同点。
代走で二塁にいた荒木の走塁が素晴らしかった!
サヨナラの舞台は完全に整って西岡。
前進守備の外野を超えるサヨナラのタイムリーヒット!
ギャーーーーー勝ったーーー!!!!
お立ち台で見せた涙にも驚いたけど、彼の口から「謙虚」という言葉が出たのがさらに驚きだった(笑)
いや、そうです、おっしゃる通り。
私も謙虚にいかないと。
高橋、ナイスリリーフ!
甲子園での「初勝利」おめでとう!
[今日のヘイグちゃん]
一塁への全力疾走…なんだけど、ベース到達前の2m前からベース一歩手前までが、足遅い。そこ一番踏ん張って走って欲しいとこや。うん。